猫と暮らす
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SNSでは共感の声も! 留守中に猫砂を撒き散らした愛猫の心理を獣医師に聞いた
飼い主さん:
「朝家を出る前に猫砂を替えようと思っていたのですが、すぐに出かけなければならず袋のまま猫砂を放置したところ、帰宅時には写真のような状態になっていました。そして、この顔でお出迎えです」
イタズラ後のご満悦顔?
飼い主さん:
「一瞬、吐き散らかしたのかと思って焦りましたが、散らかっていたのが砂で少し安心しましたし、こんなイタズラは初めてのことだったので爆笑しました。
ただ、猫砂袋が破きたくなりそうな袋だったので、イタズラをしたかったのも納得です。イタズラは結構するコなので、まあ、やりたかったんだろうといつもどおりな感じで接しました」
SNSでの反響は?
飼い主さん:
「帰ってきたら猫砂が散乱しているのは『結構わかる!』という声が多く、猫を飼っている人にしかわからない光景だったんだなと思いました。
また、『生き物と暮らすとこうなるのか……だから飼えない』という声も多かったです。私は、人同士の暮らしでは起こり得ないことが起こる、猫との暮らしはむしろ貴重で素敵な生活だと感じました」
【獣医師解説】このときのグーちゃんの心理とは
――この日のグーちゃんの行動から、どのような心理が読み取れますか?
山口先生:
「グーちゃんは袋の素材が好みだったうえ、砂が出てきて興奮したのかもしれませんね。遊びが大成功して、晴れ晴れとした表情で、飼い主さんを出迎えたのではないでしょうか」
――SNSでは共感の声も多かったようです。今回のグーちゃんのような行動をとる猫の特徴について教えてください。
山口先生:
「若く活発な猫は思い切ったイタズラを好むでしょう」
飼い主さんの対応が素晴らしかった
山口先生:
「素晴らしいのは飼い主さんの対応です。驚く気持ちや掃除をしなければならないご苦労があったと思いますが、叱らず淡々と対応されたのはとてもよかったと思います。
ちなみに、猫を叱るのはデメリットはあってもメリットがない対応です。この状況においても、猫を叱っても理解しないどころか、飼い主さんに対して恐怖心を抱いてしまい、関係性が悪くなることもあるでしょう」
(監修:ねこのきもち獣医師相談室 獣医師・山口みき先生)
取材・文/長谷部サチ
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2025年6月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。
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