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「誤解です」細長い羊羹を食べていたら愛猫の視線が! 人のおやつに反応する猫の心理を獣医師解説

小腹が空いたのでおやつを間食。
ノーマンくんとエマちゃん
羊羹を持つ飼い主さんの手を見つめるノーマンくん(写真左)とエマちゃん(写真右)
@NEKOLAND13
X(旧Twitter)ユーザー@NEKOLAND13さんは3匹の愛猫・ノルウェージャンフォレストキャットのレイくん(取材当時4才)、ラガマフィンのエマちゃん(取材当時3才)、ミヌエットのノーマンくん(取材当時1才)の飼い主さん。ある日、羊羹を手に持っていると、エマちゃんとノーマンくんに見つめられてしまいました。

いったい、この熱い眼差しの理由とは? 当時の詳しい状況を飼い主さんにお聞きしました。

羊羹を手にしたところ、猫たちが集まってきた

エマちゃんとノーマンくん
飼い主さんの鞄に入るエマちゃん(写真右)とその横に座るノーマンくん(写真左)
@NEKOLAND13
飼い主さんが羊羹を食べようとしたところ、エマちゃんとノーマンくんが集まってきたそうです。そして、エマちゃんとノーマンくんは飼い主さんの手にくぎ付けに……。飼い主さんはエマちゃんとノーマンくんの視線を感じてすぐに、「あ、なんか勘違いしてるな……」と直感したといいます。

エマちゃんとノーマンくんが勘違いしたものとは

ノーマンくんとエマちゃん
パソコンに向かうノーマンくん(写真左)とエマちゃん(写真右)
@NEKOLAND13
飼い主さんが「勘違いされているかも?」と思ったものは、「猫用のおやつ」です。エマちゃんとノーマンくんがふだん食べている細長い形状の猫用おやつのフォルムが羊羹の形に似ていたので、そう直感したといいます。

飼い主さんが羊羹を食べようとする前に、おやつをもらっていたのにね(笑)

レイくんも例外ではない!?

レイくん
どこかを見つめるレイくん
@NEKOLAND13
冒頭の写真には写っていませんが、レイくんもエマちゃんとノーマンくんに便乗するように、一緒に付きまとってきたのだとか。

【獣医師監修】勘違いは本当? 人のおやつに反応する猫の心理

レイくん、エマちゃん、ノーマンくん
見上げるレイくん(写真左)、エマちゃん(写真中央)、ノーマンくん(写真右)
@NEKOLAND13
猫は、人が食べているものを猫が自分たちのおやつと勘違いすることがあるのでしょうか。考えられる理由をねこもきもち獣医師相談室の岡本りさ先生にお聞きしました。

――エマちゃんとノーマンくんは、飼い主さんがおやつを食べているときにジーッと見つめてきたそうです。人のおやつに反応する猫の心理として、どのような理由が考えられますか。

岡本先生:
「『飼い主さんの食べているものが気になる』『飼い主さんの様子が気になる』『自分ももらえるのかも(もらいたい)という期待感』が考えられます」

――2匹がふだん食べているおやつの形が似ているそうですが、勘違いしている可能性もあるのでしょうか?

岡本先生:
「あると思います」

くぎ付けになるほど見つめられてしまったら!

レイくん、エマちゃん、ノーマンくん
テーブルに集まるレイくん(写真上)、エマちゃん(写真中央)、ノーマンくん(写真下)
@NEKOLAND13
――猫がくぎ付けになるほど見つめてくるときの対応を教えてください。

飼い主さん:
「優しく話しかけてあげるといいかと思います」
いずれの理由にしても、羊羹が少しだけ食べづらいことには変わりなさそうです。
写真提供・取材協力/@NEKOLAND13さん/X(旧Twitter)
(監修:ねこのきもち獣医師相談室 獣医師・岡本りさ先生)
取材・文/小崎華
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2025年6月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。
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