猫と暮らす
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飼い主がかけていたブランケットの上に乗って「初ふみふみ」する子猫 行動について獣医師が解説
投稿によれば、こちらはみーくんの「初ふみふみ」の様子をとらえたものなのだとか! 初ふみふみを目撃した飼い主さんに、詳しくお話を聞きました。
まさか、ふみふみをしてくれるとは…
突然始まった、みーくんの初ふみふみ。当時について飼い主さんは、「まさか、ふみふみしてくれると思わなかったので、嬉しくて撮影してもらいました」と振り返ります。
「まず最初に、嬉しいという気持ちが一番でした。我が家には先住猫が3匹いるのですが、『このコも甘えん坊さんなのかな』とも思いましたね」
思っていた通り、甘えん坊なコ!
みーくんは先住猫たちに負けないほどの甘えん坊ぶりを発揮し、飼い主さんを癒しているそうです。
【獣医師解説】「初ふみふみ」する猫の心理
ねこのきもち獣医師相談室の白山さとこ先生が解説します。
「子猫は母猫のおっぱいを吸うときに、母猫のお腹を揉むように動かす習性があり、これが猫の初めてのふみふみといえます。
ほとんどの猫が子猫時代にふみふみという動作をしており、乳離れすると次第にその行動は現れなくなります。しかし、安心してリラックスしている状態や、甘えたい気持ちが大きくなったときに、近くに母猫のお腹のような柔らかいものやぬくもりを感じるものがあると、それがきっかけとなり母猫に甘えていた頃を思い出して条件反射のようにふみふみをし出すことがあります。
今回のみーくんも、飼い主さんのぬくもりと柔らかいブランケットにとてもリラックスした気持ちになったのでしょう。それと同時に、飼い主さんに甘えたい気持ちも大きくなって、あの日初ふみふみをしたのではないかと考えられます」
(監修:ねこのきもち獣医師相談室 獣医師・白山さとこ先生)
※この記事は投稿者さまにご了承をいただいたうえで制作しています。
取材・文/雨宮カイ
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