猫と暮らす
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研究結果でも実証済み! 愛猫に話しかける3つのメリット
今回は、猫と声でコミュニケーションするメリットを、上智大学総合人間科学部心理学科准教授の齋藤慈子先生にお聞きしました。裏付ける研究結果とともにご紹介します。
声かけは猫に安心感を与えられる
【研究結果】猫は飼い主さんの声を把握している
それによると、猫は飼い主さんの声に改めて反応を見せたことから、他人の声と飼い主さんの声を区別できていると考えられます。
【研究結果】飼い主さんの声で居場所を推定している
それによると、猫は声に対して「そこにいたの!?」と驚く様子を見せたことから、声を聞いて飼い主さんの居場所を想像していると考えられます。猫は、声を“位置情報”としてとらえている可能性があるのです。
声かけがコミュニケーションになる
言葉でのキャッチボールはできなくても、猫から表情やしぐさで“返事”が返ってくることもあるため、話しかけることがコミュニケーションになっていると考えられます。
声かけで猫が飼い主さんの行動を把握しやすくなる
猫にとって、言葉を聞くことで次の状況を予測でき、安心感を得られるというメリットがあるでしょう。
【研究結果】猫は言葉と絵を関連付けて学習している
組み合わせが変わると、猫は違和感から長く絵を見る反応を示しました。そのことから、おもちゃを見せながら「ねずみ」という言葉を聞かせ続けると、リンクさせて覚えることが可能になると考えられています。
参考/「ねこのきもち」2025年10月号『研究結果からも大切さがわかった! 愛猫ともっと仲よく♡ おはなしコミュニケーション』
文/小崎華
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性がない場合もあります。
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