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猫が声を出さずに鳴く「サイレントニャー」、実は声が出ているかもしれない
鳴くように口を開けているけれど、声は聞こえない……。猫のそんなしぐさを見たことはありますか？これは「サイレントニャー」と呼ばれるもので、多くの猫に見られるしぐさです。
今回は、猫の飼い主さんにサイレントニャーについてアンケートを実施。その結果をご紹介するとともに、サイレントニャーの詳細について、哺乳動物学者の今泉忠明先生にお話を伺いました。
今回は、猫の飼い主さんにサイレントニャーについてアンケートを実施。その結果をご紹介するとともに、サイレントニャーの詳細について、哺乳動物学者の今泉忠明先生にお話を伺いました。
7割が愛猫の「サイレントニャー」を見た経験あり！
「ねこのきもちアプリ」で、「愛猫が声を出さずに鳴くような様子（サイレントニャー）を見たことはありますか？」とアンケートを実施したところ、70％のかたから「はい」と回答いただきました！
サイレントニャーを見たときの状況
愛猫のサイレントニャーを見たときの状況を質問すると、次のような回答が寄せられました。
・「目が合ったとき」
・「話しかけたとき」
・「ご飯が欲しいとき」
・「撫でているときとか、すごく甘えているとき」
・「目が合ったとき」
・「話しかけたとき」
・「ご飯が欲しいとき」
・「撫でているときとか、すごく甘えているとき」
サイレントニャーの目的とは
猫がサイレントニャーをするおもな目的は、あいさつとアピールです。本来単独行動をする猫にはあまり必要ないしぐさですが、1才未満の子猫や、オスよりも控えめな性格のメスなどは、飼い主さんとコミュニケーションをとろうとするときにサイレントニャーをしやすいようです。
実は声が出ている！？
サイレントニャーでも、実際には発声している場合があります。猫の声域と人の可聴域の差によって、猫の声が高すぎて人が聴き取れていない可能性があるのです。
なお人の可聴域は年齢で変わります。大人には猫の声が出ていないように思えても、子供には聞こえているというケースもあるでしょう。
なお人の可聴域は年齢で変わります。大人には猫の声が出ていないように思えても、子供には聞こえているというケースもあるでしょう。
サイレントニャーには猫の可愛い気持ちがあらわれていたようです。しかし、たまに声を発しないことがあっても、常に声を出さずに鳴く猫はほとんどいません。もしあまりにもサイレントニャーが続く場合は、一度動物病院を受診するようにしましょう。
お話を伺った先生／今泉忠明先生（哺乳動物学者）
参考／「ねこのきもち」2018年11月号『知ってる？ココロに響く「聞こえない鳴き声」サイレントニャー』
文／江村若奈
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
参考／「ねこのきもち」2018年11月号『知ってる？ココロに響く「聞こえない鳴き声」サイレントニャー』
文／江村若奈
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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