猫と暮らす
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【調査】猫をペットホテルや動物病院などに預けたことのある人は約3割 思いがけない「大変なこと」を経験した人も
【調査】ペットホテルや動物病院、知人の家など、自分の家以外の場所に愛猫を預けたことがある?
【体験談】愛猫を自分の家以外に預けて大変だったこと
トイレをしない、ごはんを食べないなど
- 「引越しのときに友人の家に預けたのですが、慣れない場所のためトイレに行かずとにかく心配でした」
- 「ホテルに預けたのですが、預けた期間ごはんを一切食べず、家に帰ってきてもしばらくは警戒している状態で、近づいてくれませんでした」
- 「動物病院で預かってもらったのですが、病院のケージの中でごはんも食べずトイレもせず鳴きもせず、じっと座っていたらしいです。迎えに行き家に連れ帰ると、バタンと倒れるように床に寝そべり長い時間動かなかったので、大変というより心配でした」
- 「ペットホテルに預けましたが、ごはんも食べず眠れなかったようで、迎えに行ったらすごく怒ってました。かわいそうなことをしたと反省して、それ以来預けるような外出はやめました」
ストレスで膀胱炎に
- 「預けた次の日、ストレスで特発性膀胱炎になった」
- 「近くの実家に預けたことがあります。本猫は不安だったらしく、2日ほど押し入れから出てこなかったらしいです。迎えに行った翌日、特発性膀胱炎になりストレスをかけてかわいそうでした」
預け先の人に唸る、噛むなど
- 「妻の実家に預けたら、お義父さんに向かって唸って飛びかかることがあります」
- 「知人に預けた際、帰るときにキャリーに入れるのが大変で、その人を噛んでしまったと聞きました」
飼い主さん自身がストレスに
- 「飼い主の私が大変でした(笑) かわいそうと思うと、帯状疱疹になるくらいのストレスがありました。猫ちゃんは、初めてのお泊まりでも健気に頑張ってくれてたようです」
【獣医師解説】愛猫を家以外の場所で預かってもらう際に「これだけは準備しておきたい」ことは?
ねこのきもち獣医師相談室の白山さとこ先生が解説します。
事例1:ストレスで食欲が落ちてしまう
事例2:トイレを我慢してしまう
預け先でできる工夫としては、まわりからあまり見られない場所や部屋にトイレを置いてもらい、安心して排泄できるようにしてもらいましょう。
事例3:性格が変わってしまう
そのようなときは、帰宅後に愛猫が落ち着きを取り戻すまで優しく見守ってあげましょう。無理に触ろうとしたり、かまいすぎないようにしてください。
帰宅後しばらく経っても元気や食欲がなかなか戻らない場合には、動物病院に相談するようにしましょう。
預け先でのストレス軽減のために準備しておきたいこと
・普段使用してるトイレや猫砂、お皿、フード、ベッドやお気に入りのものなどを一緒に預ける
・猫の性格によってはストレスが大きくかかってしまうことがあるので、できるだけ最短でお迎えに行ってあげられるように計画を立てる
ねこのきもちWEB MAGAZINE『愛猫をどこかへ預けた経験に関するアンケート』
※写真はアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」にご投稿いただいたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
取材・文/柴田おまめ
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