【調査】年末年始に家を空ける際、愛猫はどうしてた？　「家で留守番させておく」が最多の回答に

年末年始は、どこかへ出かける機会も増える時期。そのとき、猫飼いさんは愛猫をどうしていますか？　

【調査】例年、年末年始にどこかへ出かけて家を空ける際、愛猫はどうしてる？

今回ねこのきもちWEB MAGAZINEでは、飼い主さん78名に「例年、年末年始にどこかへ出かけて家を空ける際、愛猫はどうしているか」アンケート調査を行いました。

「家で留守番させておく／ペットホテルや動物病院に預ける／親族や知人の家に預ける／一緒に連れて行く／その他」の選択肢より回答してもらったところ、もっとも多かったのは「家で留守番させておく（54％）」でした。次いで、「その他（21％）」「一緒に連れて行く（18％）」という結果に。

「その他」を選んだ人の回答は？

「その他」を選んだ飼い主さんからは、具体的に次のような回答が寄せられています。

「1泊ならお留守番してもらいますが、それ以上ならシッターさんに来てもらいます」

「元保護猫なので、保護猫施設の方の個人宅で預かってもらいます」

「実家なので家族がいます」

なかには、「愛猫のために泊りがけになるような外出はしない」「出かけないようにしている」という飼い主さんもいるようです。

「そもそも預けなければならないような外出はしません」

「出かけるとしても泊まることはなく、必ず家に帰るようにしてます」

「旅行は諦めました。日帰りのみです」

「どこにも出かけない。愛猫をお家にお迎えしてから、1泊旅行も、夜遅くまで留守をすることは、なくなりました」

「一緒に家にいてあげる。お留守番させたり、一緒に出かけてストレスになると可哀想なので」

【獣医師解説】年末年始で飼い主さんが家を空ける際、愛猫はどうするのがいい？

今回の調査では、年末年始に家を空ける際に「愛猫を留守番させる」という飼い主さんが多いようでしたが、実際にはどのようにするのが猫にとってよいのでしょうか？

ねこのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生が解説します。

岡本先生：
「猫は環境の変化にとても弱い動物です。そのコの性格や年齢にもよりますが、1泊程度でしたらお留守番させたほうがストレスがかからない可能性が高いです。

愛猫だけで留守番させるのが心配なようでしたら、知人にお世話を頼んだり、ペットカメラを設置して外出先からでも留守番の様子が見られるようにするのも、ひとつの手です。

アンケートで『愛猫を一緒に連れて行く』と回答した飼い主さんもいましたが、もし一緒に連れて行くのであれば普段から移動時に使うクレートに慣れさせておくことが大切です。また、宿泊先には愛猫が普段から食べ慣れた食事を持参するようにしましょう」

（監修：ねこのきもち獣医師相談室　獣医師・岡本りさ先生）
ねこのきもちWEB MAGAZINE『愛猫をどこかへ預けた経験に関するアンケート』
※写真はアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」にご投稿いただいたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
取材・文／柴田おまめ

CATEGORY 猫と暮らす

2024/01/15 UP DATE