猫と暮らす
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『だるまさんがころんだ』をする猫!? 行動の理由を獣医師が解説
今回は、アモルくんが『だるまさんがころんだ』で遊んでいるときの様子などについて、飼い主さんにお話を伺いました!
アモルくんとの『だるまさんがころんだ』はどうやって始まる?
飼い主さん:
「私がアモルをチラッと見てから隠れ、またチラッと見るという行動をすると、自然と『だるまさんがころんだ』が始まります。
アモルはまるでルールがわかっているかのように、私が『だるまさんがころんだ』と言ってアモルを見るとピタッと止まり、また隠れて『だるまさんがころんだ~』と言い始めると動き出すんですよ」
飼い主さん以外の人とも『だるまさんがころんだ』で遊ぶ?
飼い主さん:
「はい。9歳の娘と『だるまさんがころんだ』で遊んでいるときはまるで姉弟のようで、アモルは娘のところまで追いつくと、足に抱きつくなどしてからダッシュで逃げます。
娘と遊ぶときは、大体『だるまさんがころんだ』から『鬼ごっこ』へ発展するのですが、私や夫、長男の場合は、アモルが到着したら『来たね~』などと言ってなでてあげるので、そこで終わることが多いです」
家族みんながアモルくんを愛おしく感じている
飼い主さん:
「『だるまさんがころんだ』をしているとき、アモルがちゃんと止まったり動いたりしているのがかわいくて、家族みんながアモルを愛おしいと感じています。また、(ルールがわかっているように見えるので)賢いな~とも思いますね」
『だるまさんがころんだ』はアモルくんを呼ぶ手段にもなっている
「ちなみに、アモルに来てほしいときは『だるまさんがころんだ』をすれば来てくれるので、呼び寄せる手段にもなっているんですよ。アモルは『だるまさんがころんだ』遊びが好きなんだと思います」
【獣医師解説】『だるまさんがころんだ』をする猫の行動の理由は
――まるで『だるまさんがころんだ』のルールを理解しているかのような行動をするアモルくんですが、このような動きができる背景には、どんな理由が考えられますか?
岡本先生:
「隠れた飼い主さんが気になって近づく好奇心や、獲物に気づかれないように少しずつ相手に近づく狩猟本能が関係しているのではないかと思います」
――アモルくんと飼い主さんのように、愛猫と『だるまさんがころんだ』遊びをしてみたい! というかたもいらっしゃると思います。猫と『だるまさんがころんだ』遊びをするときのコツがあれば、教えてください。
岡本先生:
「飼い主さんが隠れた際に、猫が近づいたり興味を持ったりしてくれない場合は、おもちゃなどで誘導するのも1つの手です」
(監修:ねこのきもち獣医師相談室 獣医師・岡本りさ先生)
取材・文/寺井さとこ
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2024年7月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。
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