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猫を安心させることがポイント! 飼い主さんが実践している「猫の爪切りの工夫」4選

爪切りを苦手とする猫は多いのですが、なかには愛猫に合う方法を見つけ、信頼関係を深めている飼い主さんもいるようです。そこで今回は、飼い主さんが実践している「爪切りの工夫」を4つ取り上げ、獣医師の中桐由貴先生に解説していただきました。

飼い主さんの工夫(1)事前に爪切りはさみで前足にタッチ

スコティッシュフォールドのタルくん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
爪切りをする前は、「今から爪切りをするよ!」と言いながら、爪切りはさみで前足に触れるようにしています。こうすることで、愛猫も心づもりができるようです。終わったらおやつをあげることを習慣にしているので、大抵はおとなしく切らせてくれます。
(Yさん/愛猫 ななちゃん・メス・3才)

猫の警戒心を解く意味で◎

爪切りを当てて「これで爪を切るよ、怖いものじゃないよ」と教えてあげることは、猫の警戒心を解く意味でとてもよいですね。また、苦手な爪切りと好きなおやつをセットにするのも、とてもよい方法だと思います。
(中桐先生)

飼い主さんの工夫(2)夫と2人がかりで爪切りをしています

爪切り中の雫ちゃん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
爪切りをするときは、夫が抱っこ担当で私が切る担当になり、2人がかりで行っています。夫がひざの上で抱っこすると愛猫も安定するのか安心した様子で、とても切りやすいです。私は「大丈夫だよ~、えらいね~」などと声をかけながら、手早く切るようにしています。
(Mさん/愛猫 次郎くん・オス・2才)

猫が安心できる抱き方をするのは大事です

抱き方も大事ですね。猫は体をぎゅっと強く拘束されると、警戒して逃れようとするもの。このように自然に安定する体勢で体を密着させ、包み込むように支えられると安心します。声かけや手早く切るのもよい配慮ですね。
(中桐先生)

飼い主さんの工夫(3)ブラッシングからの流れで爪切りをしています

爪切り中の大福くん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
愛猫はブラッシングが大好きなので、そのままの流れで爪切りをしています。ブラッシングをいつもより短めに済ませて、もう少し続けてほしそうにしているタイミングで「お爪もキレイにしようね」と抱き上げて爪を切り、そのあとにおやつをあげています。
(Mさん/愛猫 とらくん・オス・7才)

このタイミングは絶妙ですね!

ブラッシング→爪切り→おやつというように、好きなことで苦手なことを挟んでいるのがお見事です。また、ブラッシングで「もう少しお手入れされたいな」という気分になっているときに、爪切りをする点もよいですね。
(中桐先生)

飼い主さんの工夫(4)爪切りをするときはほめちぎります

爪切り中のもみじちゃん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
愛猫をひざにのせ、なるべく体が安定するように抱えて切っています。「えらいねー、かわいいねー」とほめちぎりながら切ると、まんざらでもない様子。だんだん眠くなるのか、目がとろんとして脱力し、体が埋もれてしまいます(笑)
(Oさん/愛猫 そらちゃん・メス・6才)

ほめてあげると猫が安心しますね

飼い主さんが無言だと、猫も「何をするの?」と緊張してしまうので、ほめてあげる声かけはとてもよいと思います。そらちゃんは包まれるように抱っこされてほめられると、眠くなるほど心地よいのでしょうね。
(中桐先生)
爪切りをするときは、抱き方や声かけなど、猫を安心させることがポイントなのかもしれません。ぜひ参考にしてみてくださいね。
お話を伺った先生/中桐由貴先生(アニマルケアサロンFLORA院長 獣医師 日本ペットマッサージ協会理事)
参考/「ねこのきもち」2024年7月号『上手な飼い主さんの工夫を紹介 2大苦手ケア 猫の爪切り&歯磨きシーン、見せて!』
文/長谷部サチ
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性がない場合もあります。
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