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【猫の嗜好品・猫草】必要性から注意点〜育て方まで幅広くご紹介!

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今回は、猫が大喜びの嗜好品「猫草」について取り上げます!そもそも猫草とは何か?猫が食べる理由とは?といった疑問から、猫草の必要性や与える際の注意点、購入方法や日々の手入れ、種から育てる方法まで、幅広くお届けいたします。

猫草ってそもそも何?なぜ猫にあげるの?

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最近では、ホームセンターなどで猫草を見かけるようになってきました。しかし一般的に「猫草」と呼ばれているものの、実際には猫草という種類の植物はありません。いくつかのイネ科の若い草の総称として猫草と呼ばれており、主にエン麦や小麦、大麦の若草のことを指します。

猫が猫草を食べる理由は?

実は猫が猫草を食べる理由は、明確には分かっていません。いくつか仮説がありますのでご紹介します。

1. 毛玉を吐くため
猫は毛づくろいのときに、自分の毛も飲み込んでしまいます。しかし本能的に猫草を食べることで胃を刺激し、毛玉を吐き出しているのだという説です。

2. 便秘予防
1とも関連しますが、猫草で食物繊維を摂取することで、毛づくろいの時に飲み込んだ毛を排泄しやすくしているという説です。

3. 嗜好品
単純に猫草の食感が好きで食べているという説です。

猫草って本当に必要なの?

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猫草は猫にとっては必ずしも必要なわけではありません。先ほどの仮説についても、実はそれぞれ別の方法で対処することが可能です。まず毛玉予防には、ブラッシングが効果的です。定期的にブラッシングしてあげることで、抜け毛の量を減らすことができます。つづいて便秘ですが、食物繊維を多く含んでいるサプリメントやフードを与えることで、飲み込んでしまった毛を排泄させることも可能です。

他にも猫草でビタミン不足を予防するという説もあるようですが、栄養素を兼ね備えたキャットフードを食べていれば、基本的にはビタミン不足にはなりません。つまり猫にとっての猫草は、嗜好品の一つとして考えるのが無難でしょう。猫によっては毛玉や便秘の予防ができることもありますが、必ず効果があるというわけでもなく、なかには猫草を食べない猫もいるそうですよ。

猫草を与える際の注意点は?

もし猫草を与えたいのならば、注意が必要なこともあります。まず与えるのは1才を過ぎてからにしましょう。与える回数が多いと嘔吐を誘発して体調を崩すことがありますので、1日に数本くらいに留めておいてください。
また、胃腸が弱っている猫には、猫草が消化の負担になる恐れがあるので与えるのは控えましょう。猫草を与えて嘔吐したときは、必ずそのあとの様子を観察するようにしてください。もし短時間に何度も吐くようなら、早急に動物病院を受診してください。

猫草ってどこで買えるの?お手入れの方法は?

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もちろん猫の中には、猫草が好きで好きでたまらないという子もいます。一度猫草を与えると、家に置いている観葉植物に見向きもしなくなったという話もあるので、試す価値はありそうですね。

もし猫草を試してみたい!という飼い主さんは、近くのペットショップやホームセンターでの取り扱いを確認してみてください。最近では、ホームセンターのガーデニングコーナーで取り扱っている店舗も増えてきていますよ。店舗ではすでに成長している状態で販売されているため、気軽に試すことができるでしょう。

なお、猫草として与えるのに適しているのは「柔らかい若葉」の状態です。成長しすぎた猫草は内臓を傷つけてしまう恐れがあるので、絶対に与えないようにしてください。成長しすぎてしまった部分はこまめに取り除くようにしましょう。

日頃のお手入れ方法は?

・水やり
鉢植えの土の表面が乾いたら、水をやるようにしてください。過度に与えると根腐れが起きてしまうので、他の植物と同様に注意が必要です。

・日光
室内の日当たりの良い場所に置いておき、日光をよく与えるようにしましょう。寒すぎると枯れてしまうこともあるので、なるべく室内で育てるようにしたほうがベターです。

猫草を種から育てたい!

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育っている状態で購入した猫草は、食べた後も根がある分にはまた成長してきますが、何度も成長してくれるわけではないので、定期的に買い替えなければいけません。ですので安定して猫草を与えたい方は、種から栽培するのも一つの手です。

猫草は種から育てることが可能です。最近ではホームセンターやネットなどでも、猫草の種を取り扱っている店舗が増えてきているため、入手は比較的簡単でしょう。その際には、必ず「猫草用」として販売されているものを購入するようにしてください。イネ科の種は飼料として育てることがほとんどで、消毒されている場合が多いため猫が誤食しないように注意が必要です。

他にも、猫草の種や土、プランターといった栽培に必要な基本的なものがそろっている「栽培キット」もおすすめ。個々で買うよりも、気軽に取り組めそうですね。通販でも購入できるので、気になる方はぜひ探してみてください。

以上、猫草についてご紹介してきました。冒頭で記した通り、猫の発育に必ずしも必要というわけではありません。しかし、愛猫が喜んでくれるきっかけにもなるので、もし気になる方は一度トライしてみてはいかがでしょうか。コミュニケーションの一つとしても使えそうですね。

ねこのきもち WEB MAGAZINE「獣医師が答えるQ&A(食事の与え方)」

出典元/『ねこのきもち』2017年5月号「猫に嗜好品はいかが」(監修:小林清佳先生)
監修/ねこのきもち相談室獣医師
文/summerake
※一部写真はスマホアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。

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