猫と暮らす
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与え過ぎは要注意!猫の嗜好品の与え方と注意点を物語形式でお届け♪
※この記事は、筆者が考えた物語でお届けします。
『トリーツ・デ・リストランテ』へようこそ
「ふむ、では君のおすすめを頂こうか」
--かしこまりました。念のため確認ですが、普段のフードは療法食では…?
「いつもはニャンプチだよ。どうしてだい?」
--いえ、療法食をお召し上がりの場合は嗜好品によって栄養バランスを崩してしまうといけませんので。それではお持ち致しますね。
嗜好品の代表格『おやつ』はこちら
「こ、こんな少量しか出してくれないのかい?」
--申し訳ございません、『いつものフードのカロリーに対して5%以下が目安』とされておりますので。あぁ、最近ではこういった液状タイプのものも人気ですね。
「うぅ~ん、こいつはついペロペロしてしまう美味しさだ!」
うっとり至高の香り『またたび』をどうぞ
「あぁ…この芳しい匂い…」
--起きてください、お客様!困ります!お客様!
「…ハッ」
--恍惚状態でいらっしゃいましたね。こちらは原木ですが、粉末やスプレータイプなどもございます。ちなみに、15才以上のご高齢の方や心臓の弱い方には少々刺激が強すぎるのでご遠慮頂いております。お客様のようにお若い方であっても、一度にご利用頂くのは0.5g以内とごく少量にして頂いたほうがよろしいかと。
美味しいだけではありません!
「はむっ…噛んだときの食感がたまらニャい!」
--えぇ、イネ科の特に若草のみを厳選したものが猫草でして、柔らかいその食感もお楽しみ頂けます。ちまたではお通じが良くなる効果もあると言われておりますよ。
「ニャるほど、便秘気味だったからちょうどいい(むしゃむしゃ)」
--あぁっ、お客様!こちらは数本のみでお願い致します。胃腸の弱っているときや尿結石があるような場合もどうぞお控えを。
食後はたっぷりお水をどうぞ
--ご満足頂けたようで。本日お召し上がり頂いたメニューは全て『嗜好品』。くれぐれも食べ過ぎませんように。…そうそう、お帰りの際に道端の猫草をつまみ食いするのは危険ですよ。伝染病の恐れや除草剤が使用されていることもございますので。それでは、またのお越しを♪
「ごちそうさま!」
文/mieux
※写真はスマホアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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