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小食&肥満気味な愛猫へ!猫のフードのルール付け~与え方&替え方~

食事のルール付け①小食でフードを残す猫の場合

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フードをなかなか食べてくれなかったり、食べたとしても完食せずに残してしまったりする猫には、いったいどのような食事のルール付けを行えばよいのでしょうか。

フードの与え方

猫は本来、自分のペースで少しずつ食べ物を食べ進める動物。そのため与えたフードを完食せずに残してしまうときでも、それだけで小食と断定することはできません。愛猫が本当に小食なのかどうかは、体重の増減で確認するようにしてください。体重が減っていなければ必要な栄養はとれているということになりますので、そこまで心配しなくてもよいでしょう。

フードを与える際は、愛猫が「おいしい」と感じるものを追求するのがおすすめです。最初は近所のお店で買えるフードやペットショップで勧められたフードを与えていたとしても、食べ残しが目立つ場合は思い切って別のフードに変えてみることで、状況が改善することもあります。一日分を少量ずつ小分けにして与えたり、少し温めて風味を出したりするのも効果的です。

フードを替えるときのコツ

猫にとっては普段から食べ慣れているフードが一番安心できるので、フードを替える必要があるときは急に替えるのではなく、少しずつ替えていくことが大切です。まずは食べ慣れたフードに1割程度新しいフードを混ぜて、様子をみてください。その後徐々に新しいフードの割合を増やしていくようにしましょう。

食事のルール付け②よく食べる肥満気味な猫の場合

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続いては、食欲旺盛で油断するとすぐに体重が増えてしまう、肥満気味な猫に対する食事のルール付けを解説します。

フードの与え方

肥満気味な猫に与えるフードは、同量当たりのカロリーが低く、満足感の得やすいものを選ぶのがおすすめです。一日の適正量を守りつつ4~6回に分けて小出しに与えることで、より愛猫の満腹感がアップしやすくなります。

また遊びやスキンシップなど食事以外の面でも満足感を高めてあげると、食欲が落ち着くことも多いです。とはいえ、なかには糖尿病などの病気によって食欲が増しているケースもありますので、愛猫の食欲増進が心配な場合は早めに動物病院を受診してください。

体重管理&フードの替え方のコツ

肥満気味の猫の体重を管理するためには、まずは獣医師と相談して目標体重を設定することが大切です。急激に食事の量を減らしてしまうと、猫の体は本能的にエネルギーを温存しようとしてカロリーを消費しなくなることがあります。そのため猫に分からない程度に、少しずつ量を減らしていくのがよいでしょう。数か月かけて徐々に体重を管理していってくださいね。

悩み別食事のルール付けのポイントは切り替え方にあった!

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小食や肥満気味の猫に対して食事のルール付けをする際は、切り替え方に注意しながらフードを選んだり、替えたりしていくことが大切です。現在はさまざまな猫の状況に対応できるフードが販売されていますので、今回紹介したルールを参考に、愛猫の悩みが解消できるお気に入りのフードを見つけてみてはいかがでしょうか。
参考/「ねこのきもち」18年5月号『飼い主さんのお悩み&猫のタイプ別 たどりついたのはコレ! フードストーリー わが家の場合』(監修:高円寺アニマルクリニック院長 高崎一哉先生)
文/子狸ぼん
※写真はスマホアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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