猫と暮らす
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知っておきたい、猫の「急性ストレス」ってどんなもの? 症状や原因
猫の急性ストレス、どんな症状?
実はこれ、猫が急性ストレスを感じている症状だそう。苦手なもの・嫌いな相手に出会うと、猫も人間と同じようにストレスを感じるのです。
猫の急性ストレスの症状は次の通りです。
急性ストレスの原因は何? 大きく分けて3つ
【音】
・掃除機の音(大きな音が怖い)
・家族のケンカ(飼い主さんのいつもと違う大きな声で不安に)
【人・動物】
・子ども(予測できない動きや奇声が苦手)
・カメラを持った人(シャッター音・フラッシュの光と共に追い回されるから)
・飼い主さんからのお手入れ・スキンシップ(もともと長時間触られるのが苦手なため)
【環境】
・ペットホテル(知らない犬猫と知らない場所で過ごす恐怖)
・動物病院(診察台に拘束され、さらに時々、痛い治療もされるため)
・キャリーケース(中に入ると苦手な動物病院などに連れて行かれるから)
・香水のニオイ(臭覚が優れているため、強いニオイは苦手)
急性ストレスを和らげる3つのポイント
ポイント1:愛猫が安心できる居場所を作る
ポイント2:ストレスの要因を取り除く
ポイント3:子猫の時から慣れさせる
愛猫がストレスを感じないようにするのも、飼い主さんの役目ですよね。うちも、車が大の苦手なので、片道5分で行ける動物病院をかかりつけとしています。
さらに、そこは猫専門ルームのあるペットホテルを併設しているので、先生ともペットホテルスタッフとも今では顔なじみに。最初の頃よりストレス反応が少なくなって、安心して診察や宿泊をお願いできるようになりました。
出典元/「ねこのきもち」2016年8月号『猫のクオリティーオブライフを尊重するために知っておこう!』
監修/小野寺温先生(帝京科学大学助教。動物看護師)
イラスト/内田尚子
文/ヤマモト トモミ
※写真はアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」にご投稿いただいたものです。
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