猫と暮らす
UP DATE
愛猫は飼い主と「密着する」or「距離を保つ」タイプ? 特徴別「おすすめのスキンシップ」を解説
【調査】愛猫は飼い主さんと「密着する」or「距離を保つ」タイプ?
飼い主さんたちは、愛猫のどのような姿を見てそう判断したのでしょうか。飼い主さんたちから寄せられた回答の一部を紹介します。
「愛猫は密着するタイプ」だという飼い主さんの声
- 「眠くなると必ず布団の中やお腹、太ももに乗り、ふみふみ、ゴロゴロしてくる」
- 「とにかく、膝の上が大好き。夏の暑いときもエアコンの効いた部屋で膝寝します」
- 「私がソファに座って膝の上でパソコンしているとき、困っている感じでうろうろします。パソコンをどけると、すぐに膝の上に乗ってきます」
- 「いつも誰かのそばにいて、どこか体の一部をくっつけている」
- 「お昼寝も人のそばで寝ています。いつも、誰かしら家族にスリスリしてくる感じがします」
- 「毎日何時間でも膝に乗って寝ているから。膝から下ろしても11時には私とベッドで寝るために、2階に先回りしているところ」
- 「遊ぶときも誰かが見ている場所で遊んでいたり、普段から誰かの隣にいると思います」
- 「暇があれば抱っこをねだります」
- 「日中は常に私のそばから離れません。とにかくストーカー猫ちゃんです。トイレにもついてくるし、お風呂のときはドアのところでずっと待っています。寒いとき、必ず私の布団に入ってきて、冷えきった肉球を私にピタッとくっつけて温まります」
- 「遊んでいるときもくつろいでいるときも、手や背中や、体の一部をひっつけてくる。寝るときは首の上に乗って顔を寄せてくる。可愛すぎる」
「愛猫は距離を保つタイプ」だという飼い主さんの声
- 「膝の上で寝ることもありますが、たいていは私が見える場所で寝たり、様子をうかがったりしていることが多いです」
- 「人のそばに来ても、ちょっと距離をあけて座っています。なでたりかまったりすると嬉しそうにゴロゴロ言ってくるので、ホントは甘えたいのに甘え下手なコなんだと思います」
- 「ごはんのおかわり要求以外は、ストーカーのように柱の陰から私を見てるので」
- 「夜、家族とリビングで過ごしたあと、夜の10時頃になるとひとりでトコトコと自分の部屋に行きトイレを済ませ猫用ベッドで寝ます。朝までぐっすり」
- 「何かほしいときやかまってほしいときだけすり寄ってきて、ほかは知らん顔。抱っこ嫌い」
- 「甘えるときは膝に来てゴロゴロするけど、比較的自分の世界だと思う」
- 「『なでて』と鳴くけど、手を伸ばしたらサッと逃げて得意げな顔をしている。密着していても、触ると離れちゃう」
- 「触ろうとすると、指先の1センチ先に移動する(笑)」
- 「にゃーにゃー言って頭突きはするけど、なでたり抱っこしようとすると逃げる」
- 「自分のお気に入りの場所でくつろぐことが多い。自分から近づいてくることもあるけど、ある程度満足するとスッとどこかに行っちゃう」
【獣医師解説】飼い主さんと「密着するのが好き」「距離を保つのが好き」な猫の傾向と、スキンシップのコツ
ねこのきもち獣医師相談室の白山さとこ先生に聞きました。
飼い主さんと「密着するのが好き」「距離を保つのが好き」な猫の傾向
「密着するのが好きな猫は、飼い主さんに対して『常に一緒にいたい』『体をくっつけていたい』と感じているコが多いでしょう。たとえば、甘えん坊なコや寂しがり屋なコ、人懐っこいタイプのコが挙げられるかと思います。
一方、距離を保つのが好きな猫は、自分だけの空間をしっかりキープしていたい性格のコに多いでしょう。ツンデレなコや警戒心が強いコ、のんびりしていたいコや自由気ままなタイプのコが当てはまるのではないかと思います」
飼い主さんと密着するのが好きな猫のスキンシップ法
「密着するのが好きな猫の場合は、飼い主さんの時間が許すときにはしっかりとスキンシップをとってあげるとよいでしょう。
しかし、常に愛猫のペースに合わせてかまいすぎていると、飼い主さんから離れられない状態になってしまうことも。なので、かまえないときには心を鬼にしてかまわないようにするなど、メリハリをつけて接してあげるようにしましょう」
飼い主さんと距離を保つのが好きな猫のスキンシップ法
「距離を保つのが好きな猫の場合は、自分のテリトリーをしっかり守りたいタイプのコが多いため、人のほうからグイグイと迫っていくと嫌がられてしまうことがあるので注意が必要です。
なでてほしそうなタイミングやスキンシップの時間などは、愛猫の様子を見ながらしっかりと見極め、嫌がられる前にやめるようにしましょう」
『ねこのきもちWEB MAGAZINEアンケート 「猫あるある」に関するアンケートvol.01』
※アンケートコメントは飼い主さんが感じる愛猫に関するもので、個人の感想です。
※写真はアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」にご投稿いただいたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
取材・文/雨宮カイ
UP DATE