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猫も"しゃっくり"をするの?気が付きにくい猫のしゃっくり。その原因と正しい対処方法とは?

猫もしゃっくりをすることをご存知でしょうか?猫のしゃっくりは人間のものと違い、見た目ではわかりづらいことがあります。そして、しゃっくりが起きる原因はさまざま。今回は、猫がしゃっくりをする原因と、それに応じた対処法をご紹介します。

猫のしゃっくりとはどういうもの?

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猫のしゃっくりは、人間のような声や音は出ません。お腹を中心に体全体が波を打つように、ピクッピクッとけいれんをします。なかなか気が付きづらい動作ですが、ピクピクしていることに気が付いたときは少し心配ですよね。では、猫はどんなときにしゃっくりをするのでしょうか?

しゃっくりの原因は食べ過ぎ?止める方法は?

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しゃっくりによくある原因として、食べ過ぎや早食いが挙げられます。一度に多くのフードを食べ過ぎてしまうことで横隔膜が刺激され、しゃっくりが出るというわけ。しゃっくりの原因が食べ過ぎなどによる場合は、通常なら時間はかかっても自然に止まるでしょう。もし、1日経ってもしゃっくりが止まらない場合は、念のために獣医師に相談してください。

食べ過ぎを防ぐためには

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猫は自分で食べる量をセーブしたり、ゆっくり食べるように心がけたりすることができません。そのため、飼い主さんがコントロールしてあげる必要があります。大事なのは、猫の体重にあった量のフードを与えること。

フードのパッケージには、体重別の適正フード量が書いてあります。目分量だと正確な量が測れないので、測りを使って1日の分量を決めましょう。太り気味の猫には、1日分のフードを小分けにして、回数を多く与えると良いでしょう。こうすることで、早食いや大食いの防止につながります。

しゃっくりの原因が病気?

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しゃっくりの原因が食べ過ぎでなければ、重大な病気が隠されていることもあります。1日経っても止まることなく、回数が増えてきたり、止まりづらくなっていたりするときは要注意。病気の可能性があります。

横隔膜への刺激が原因として起こりやすいしゃっくり。この「横隔膜の刺激」が起きやすい病気として考えられるのは、胃がんや食道がんなどの消化管腫瘍、さらには、肺炎、胸膜炎、気管支喘息などの呼吸器の病気です。さらに、脳腫瘍などで神経が刺激されることによっても、しゃっくりが起きる場合もあります。異変に気が付いたら、すぐに動物病院で受診しましょう。
猫のしゃっくりは、フードの与え過ぎが原因となるような未然に防げるものから、病気が関係している深刻なものもあります。一見わかりづらい症状ではありますが、猫の様子に異変を感じたらよく注意して、必要な対策を取りましょう。
参考/「ねこのきもち」WEB MAGAZINE『【獣医師が解説】猫のしゃっくりの原因は?生理現象?それとも病気?』(監修:ねこのきもち相談室獣医師)
文/なかやまゆ
※写真はスマホアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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