猫は遊びながらストレスを解消し、運動能力を向上させます。飼い主さんと一緒に遊べば、日頃のコミュニケーション不足も解消できるでしょう。今回は、子猫からシニア猫まで楽しめる、本能を刺激した「狩り」遊びの方法や、日用品をリメイクする方法をご紹介します。
楽しく「狩り」遊び!小動物はどこだ?
猫は狩りをするとき、葉っぱの下で動くものや、土に潜る小動物を捕まえることがあります。そんな狩猟本能を利用した遊びは、子猫からシニア猫まで世代を問わず楽しんでくれるでしょう。
まずは、棒やヒモの先に“獲物”を付けたおもちゃを小刻みに揺らし、猫を遊びに誘います。そして、マットの下から“獲物”を出したり引っ込めたりしましょう。すると猫は興味を示し、前足でチョイチョイするなど反応します。目で追うようになったら、上下運動に移りましょう。
獲物を追って上下運動!
“獲物”で階段や猫タワーまで誘導して、猫を登らせましょう。足腰が鍛えられるように、うまく誘導してくださいね。こうして遊べば、虫や鳥などを追って木に登る感覚を体験させることができます。
シニア猫には配慮も必要
15才を超えると視力が低下する猫もいるため、しっかりと目で追えるように“獲物”のスピードを落としてあげてください。上下運動をするときには、猫が追いつくのを待ちながらゆっくりと行いましょう。足腰に負担がかからないよう、ジャンプなしでも登れる20cm程度の段差で遊ぶのがベターです。
タイツやストッキングは捨てないで!
毛玉ができたタイツや伝線したストッキングはゴミ箱へ直行しがちですが、ちょっと待ってください!飼い主さんが使用していたモノをリメイクして、猫用おもちゃを作っちゃいましょう!自分で作れば、愛猫の好みに合わせられますよ♪
タイツのつま先にボールを入れる
1. タイツを太ももの付け根部分でカットする
2. タイツの口から愛猫の好きなボールを入れる
3. ボールから30cmほど上の部分でタイツを結んだら出来上がり♪
環境に優しく手軽に作れるので、飼い主さんも大満足するはず!汚れたら気軽に捨てられるのも魅力です。ポンポン跳ねるボールが、愛猫の狩猟本能をくすぐりますよ。
グッズを作成するときは、猫の届かない場所で行うようにしましょう。また、
猫がおもちゃで遊ぶときは目を離さず、安全に配慮しながら楽しんでくださいね。
参考/「ねこのきもち」WEB MAGAZINE『猫のおもちゃ遊び』
「ねこのきもち」2015年12月号『捨てるモノが猫グッズに♪レッツ☆リメイク!』(監修:ペットライフコンサルタント 薬師寺康子さん、クラフト作家 くまだまりさん)
文/HONTAKA
※一部写真はスマホアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と一部写真に関連性はありませんので予めご了承ください。