猫と暮らす
UP DATE
キャットフードとドッグフードの違いはなに?それぞれ代用できないワケとは
今回は、気になる「キャットフードとドッグフードの違い」について解説します! さらに、フード選びの際に気をつけたいポイントもあわせて見ていきましょう♪
犬と猫では、そもそも食べているものが違う
犬は「雑食性」で、植物性の原材料を上手に利用することができるため、必要とする三大栄養素の割合は人と似ています。
しかし、猫は完全な「肉食動物」で、人や犬よりも多くのたんぱく質を必要としています。
脂肪25%、たんぱく質17%、炭水化物58%
□犬に必要な三大栄養素:
脂肪18%、たんぱく質25%、炭水化物57%
□猫に必要な三大栄養素:
脂肪25%、たんぱく質40%、炭水化物35%
手作り食だけ与えている飼い主さんは、注意が必要かも!?
栄養に過不足があるとどうなるの?
ミネラルの量やバランスの乱れが続けば、血液の代謝や老廃物の漏出に関わる肝臓・腎臓などに負担がかかります。猫の場合、「下部尿路疾患」を引き起こすことも。
そのため飼い主さんは、愛猫・愛犬の健康を長期的に維持できる栄養バランスのいいゴハンを用意する責任があるんです!
「総合栄養食」を主食に!
キャットフード・ドックフードも、「総合栄養食」「間食」「療法食」「その他の目的食」のいずれかの目的が、パッケージに記載されています。
それぞれの目的の違いを覚えてくださいね。
総合栄養食
間食
療法食
その他の目的食
パッケージには「副食」「一般食」「栄養補完食」「カロリー補給食」などの表示があります。
手作り食を与えてもいい?
栄養バランスを理解しているならば手作り食を与えてもいいですが、与えてはいけないものに留意しながら「たまのごほうび」感覚で楽しむことをおすすめします!
くれぐれも飼い主さんの残りのゴハンを与えたり、猫なのにドックフードで代用するなどということのないよう、気をつけてくださいね!
(監修:ペット栄養学会理事 徳本一義先生)
文/二宮ねこむ
※写真はスマホアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
UP DATE