猫を飼うということは、楽しいことだけではありません。ただ可愛いからという理由だけで飼い始めると、あとから飼えなくなってしまうことも。今回は、
猫を飼うにあたって考えておきたい3つのポイントをまとめました。
①猫を飼う環境はちゃんと整っているか
ペットが住める住環境であること
猫を飼うには、今住んでいる住居が猫を飼える環境であることが第一です。集合住宅の場合、ペットOKの物件であっても、頭数や猫の大きさなどに制限があることも。また、将来転居や転勤の可能性があるなら、転居先のことも考えて慎重に判断してください。
家族の同意は?アレルギーの人はいない?
猫を飼うためには、家族全員が猫が好きで、飼うことに賛成していなければなりません。また、飼う前は大丈夫でも、飼い始めてから喘息や皮膚症状などのアレルギー反応が起こることがあります。家族にアレルギー体質の人がいる場合は、猫の毛や排泄物によってアレルギーを起こすおそれがあるため、事前に医師に相談したほうがよいでしょう。
②時間とお金に余裕はあるか
猫を飼うにはお金がかかる!
猫を飼うには、毎日の食費のほか、トイレやケージなどの設備費や、健康を管理するための診察費、爪や歯のお手入れ代、ワクチン代など、生涯にわたってお金がかかります。経済的な負担を負い続けることができるのか、事前によく考えましょう。
お世話をする時間はある?
猫を飼うにあたって、食事の用意や排泄物の処理だけでなく、掃除、運動、遊び、健康管理など、しなくてはならないことがたくさんあります。猫のお世話をする時間や体力がないのなら、猫を飼うべきではありません。
③最後まで飼い続けることができるか
今後の人生で環境が変わっても飼い続けられるか
就職や進学、結婚、出産などによって環境が変わったとしても、ずっと飼い続けることができるのか、よく考える必要があります。病気などで自分がお世話できなくなった場合に、代わりに飼ってくれる人のことまで考えておくとよいでしょう。
最後まで責任をもてるのか
飼い主さんには、猫が心地よく安全に暮らす環境を与え、命を終えるまで適切に飼い続ける責務があります。本当に最後まで飼う覚悟があるのか、事前によく考えましょう。
猫は可愛くて癒される存在ですが、その一生に責任をもてるのか、将来のこともきちんと考えてから飼うことを決めましょう。
参考/「ねこのきもち」WEB MAGAZINE『猫を飼うときの心構え』
文/AzusaS
※写真はスマホアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。