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この食材、与えてOK?NG?猫に関する食べ物クイズ【魚介類編】

猫に与えていい食材と、与えてはいけない食材の区別はついていますか?人にとっては美味しく健康に良いとされる食材でも、猫にとってはキケンな食材もあります。今回は、猫に与えていい・いけない「魚介類」について、クイズ形式でご紹介します。

猫の食べ物クイズ【魚介類編】

雨やからまったりしよぉかな
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「猫は魚介類が好き」というイメージがある人も多いかもしれませんが、与える際は注意が必要です。たとえば、身近な食材である「にぼし」や「かつおぶし」は猫が食べ過ぎると、尿石症の原因になる恐れがあります。とくに、泌尿器系の病気にかかったことのある猫には与えてはいけない食材なので、もしも与える場合は量に注意しましょう。

では、ここで猫の食べ物クイズです!

以下の魚介類のうち、猫に与えていいものは「〇」、与えてはいけないものは「×」でお答えください。

Q1. アジやイワシ、サンマなどの生の青魚
Q2. 生のエビ・カニ
Q3. 生のイカ・タコ
Q4. 生の鮭
Q5. アワビやハマグリ、あさりなどの生の貝類

クイズの答え

ほっぺ♡
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A1. 生の青魚 → 「×」

青魚に寄生しやすい「アニサキス」の幼虫は、猫にも害を及ぼす恐れがあります。温める程度では死滅しないので、生の青魚は猫に与えてはいけない食材の一つです。また、青魚に含まれる不飽和脂肪酸を取り過ぎると「黄色脂肪症」の原因になるので、十分に加熱したものでも量や頻度はできる限り控えめにしましょう。

A2. 生のエビ・カニ → 「×」

甲殻類の肝臓には、猫に有害な毒素が蓄積されていることがあります。この毒素は、加熱してもなくならないので、嘔吐や下痢といった中毒症状を引き起こす恐れがあります。生のエビ・カニは、与えないようにしましょう。

A3. 生のイカ・タコ → 「×」

生のイカは、猫の体内に入ると毒性を発揮し、嘔吐やけいれんなどの中毒症状や皮膚炎を起こす危険性があります。生のタコも同じように、猫にとって有害な「チアミナーゼ」が含まれているため、与えてはいけない食材です。

A4. 生の鮭 → 「〇」

良質なたんぱく質と脂肪を含む鮭は、猫の体に良い食材といわれています。しかし、塩を振ったものは腎臓に負担をかけるので、与える場合は刺身用にし、量にも注意しましょう。

A5. 生の貝類 → 「×」

生の貝類に含まれる「ビオフェオフォルバイトa」という物質を猫が摂取すると、「光線過敏症」の原因になります。この「光線過敏症」とは、日光を浴び続けるとかゆみや炎症が起きる病気です。生の貝類は絶対に与えてはいけません。

何問正解できましたか?

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人にとっては美味しい魚介類でも、猫にとっては中毒症状を引き起こすキケンな食材があることがわかりました。猫に人の食材を与える際は、与えていい食材なのか、またどれくらいの量なら与えられるのかをきちんと調べることが大切です。
参考/「ねこのきもち」特別編集『まんぞくさんも大満足♡猫に与えてOK?NG?食べ物図鑑』(監修:高円寺アニマルクリニック院長 高崎一哉先生)
文/HONTAKA
※写真はスマホアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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