熱烈な歓迎にキュンとする！　飼い主さんの帰宅を玄関で待つ猫の心理｜獣医師解説

愛猫の熱烈な歓迎に、思わず胸キュン！

今回紹介するのは、Instagramユーザー@kurichan914さんの愛猫・クリちゃん（撮影当時3才／マンチカン）。

クリちゃんの毎日のルーティンは、飼い主さんを玄関でお出迎えすること。体内時計で感じ取っているのか、飼い主さんの車のエンジン音を聞き分けているのかはわかりませんが、飼い主さんが帰宅すると玄関で立ち上がって待っているそうです。

飼い主さん：
「私が『ただいま〜』って声をかけたので、元気に鳴いてお返事をしてました。お留守番が長いので、家族の帰りをワクワクして待ってるんだと思います」

この日のクリちゃんは、買い物をして帰宅した飼い主さんのバッグの中をのぞいて、「おやつあるかな〜？」と言うかのように確認していたといいます。

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門限には厳しい？

落ちそうになりながらもお出迎えするクリちゃん — 玄関ギリギリで前のめりに待機！

クリちゃんのお出迎えについて、「クリが『おかえりニャさい』してくれるので、毎日ドアを開けるのが楽しみなんです」と話す飼い主さん。

ただ、クリちゃんは門限に厳しいような一面があるのだそう。飼い主さんの帰りが遅くなっても必ず待っていてくれるのですが、帰宅時間が遅くなると怒っているのか“イカ耳”をしながら鳴くそうです。

クリちゃんのためにも、「早く帰らなきゃ」という気持ちになりそうですね！

【獣医師解説】飼い主さんの帰宅を玄関で待つ猫の心理　

クリちゃんは、飼い主さんを玄関でお出迎えすることが毎日のルーティンなのだそうです。

猫のこの行動からは、どのようなことが読み取れるのでしょうか。ねこのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生に聞きました。

岡本先生：
「今回のクリちゃんの様子からは、次のような心理が読み取れるでしょう。

・少しでも早く飼い主さんの帰宅を確認したい
・『甘えたい』『ごはんが食べたい』『トイレをキレイにしてほしい』などの要求を伝えたい

一般的に、猫は足音や話し声、車の音など、まずは音で飼い主さんの帰宅を察知するケースが多いです。

飼い主さんの帰宅を察知したときに、玄関などで期待して待つ猫、待たない猫がいるかと思います。待つ猫は、欲求が強かったり甘えん坊なコに多く、待たない猫はマイペースでひとりの時間を大切にするコに多く見られると思います」