猫と暮らす
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無理に修復しようとするのはNG!関係性が悪い複数飼い猫のお悩みと対策
今回は、飼い主さんから寄せられた「関係性が悪い猫に関するお悩み」を4つ取り上げ、獣医師の椎木亜都子先生に対策方法などをアドバイスいただきました。
お悩み1:オスがメスにマウンティング
「去勢・避妊手術済みですが、こてつが、りんを襲います。上にのっかりマウンティング、押し倒されたりんが鳴き叫ぶことも。こてつのお気に入りの場所にりんがいたり、くつろいでいるところにりんが来たりすると気に入らない様子。険悪なときは1匹をケージに引き離します。この年になると、もう仲よくなることは無理ですか?」(N.Nさん)
先生の回答「残念ですが、仲よくなるのは難しいかも……」
ベッタリ仲よしになるのは難しいので、現状維持のため、ケージを2台に増やして、2匹それぞれの安全地帯を設けるのも一案です。留守番時だけでもそこで過ごさせれば、やがてケージが2匹の安心できる空間になるでしょう。
お悩み2:あるときから母猫が息子猫を拒絶
「外猫だったラテが出産、母子で保護されてわが家に迎えました。ずっと仲よしの2匹でしたが、突然ラテがチャイを威嚇するように。きっかけはわかりませんが、体の大きなチャイが獲物を狙うように襲いかかることがあり、ラテが怖がっているのかも……。でも、一緒に暮らしている親子なので、いつか元の関係に戻りますよね?」(M.Kさん)
先生の回答「現在は親子という認識はないでしょう」
いつか元の仲に戻るとは考えず、ラテちゃんが安心できることを最優先に、2匹の生活空間をわけてもいいでしょう。そのうえで、猫トイレ・寝床・爪とぎ器など、「匹数+1」個以上を満たしているか見直してください。
お悩み3:トイレや場所の取り合いが勃発
「ふくを迎えた当初から、ふくがまるを追いかけてはシャーされるなど、微妙な仲の2匹。ふくは、まるの愛用品が気になるようで、トイレやお気に入りの場所を乗っ取っています。トイレは各自1個ずつと、共用の計3つを設置していますが、今では共用トイレはふくのものに。このようなことは、まるのストレスになっていますか?」(S.Kさん)
先生の回答「下克上にストレスを感じていそう」
初対面からまるちゃんの拒絶が続いているということは、相性そのものが悪いと考えられます。これ以上、まるちゃんの負担にならないよう、取られた猫グッズと同じものを用意して、別の部屋に設置しましょう。
お悩み4:不仲な2匹の家庭内別居を解消したい
「3年前に子猫の薄荷を迎え、最初はケージ越しに対面。数日後、もう大丈夫かと思いケージから出すと、薄荷が唸り、茉莉花と激しくケンカとなりました。以来、顔を合わせると茉莉花がシャーシャーいうようになり、1階と2階にわけて生活させています。今後、同じ空間で生活できるようになるには、どうすればいいですか?」(M.Sさん)
先生の回答「このままの別居生活が2匹の幸せです」
2匹ともそれぞれの場所でリラックスして過ごせているようなので、今の別居生活を幸せに思っているはずです。
参考/「ねこのきもち」2026年10月号『同居猫との関係、このままで大丈夫?にアンサー 複数飼い お悩み相談室』
文/宮下早希
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありません。
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