テレビなどでよく見かける「肩のり猫」。憧れている飼い主さんも多いのではないでしょうか?そこで今回は、愛猫を「肩のり猫」にするワザとコツをご紹介します。難易度は高めですが、身軽な子猫やスリムな猫なら成功する可能性がありますよ!
指トントンからの肩ぴょんワザ
愛猫を「肩のり猫」にするには、この『指トントンからの肩ぴょんワザ』を使いましょう。このワザは、猫が高いところにのっているときがチャンス!ポイントは、猫がのりやすいように、猫との距離を飼い主さんから少しづつ縮めていくことです。
手順
(1)高い場所にいる猫に、そっと近づきます。
(2)肩を指でトントンと叩いて、猫の気を引きます。
(3)猫の足元より肩が少し低くなる位置までかがみましょう。
(4)猫がぴょんとのってきたら成功です!
肩にのった猫の気持ちは?
高い場所が好きな猫にとって、飼い主さんの肩の上は見晴らしが良くて好立地。不安定ではありますが、猫はバランス感覚が優れているので、体の揺れも楽しんでいるのですよ♪
「のり猫」を成功させるための4つのコツ
愛猫ともっと仲良くなるために、コツを覚えて「のり猫」への道を目指しましょう!
のるとイイコトがあると印象づけよう
例えばおやつやおもちゃなど、猫が好きなものを使ってのせたい場所に誘導します。のるとイイコトがあるという印象を与えましょう。
さり気なくスキンシップ
猫がのっている場所にもよりますが、触れられる体勢であれば、そのままスキンシップに持ち込みます。優しくなでたりお尻をトントンして喜ばせてあげましょう。
猫がのっているあいだは動かない
もぞもぞ動くと猫は安心できないので、猫がのっているときは動かないように心がけてください。どうしても猫をおろしたいときは、猫ベッドなどにそっと移動しましょう。
何度も繰り返して習慣にする
毎日ではなくてもいいので、人にのることが習慣になるように何度も繰り返しましょう。そうするうちに猫も覚えていきますよ。
「肩のり猫」は、ひざや背中にのせることと比べると難易度が高いからこそ、成功したらきっととても嬉しいですよね。愛猫とのスキンシップを楽しみながら、ご紹介したワザとコツを参考に、ぜひチャレンジしてみてくださいね♪
参考/「ねこのきもち」2017年12月号『人肌恋しいこの季節が狙い目 のって安心 のられて幸せ 愛猫を”のり猫”にしたい!』(監修:猫専門病院「Tokyo Cat Specialists」 山本宗伸先生)
文/ishikawa_A