猫と暮らす
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ちょっと待った! その寒さ対策、猫にはストレスかも!?
猫の寒さ対策、きちんとできていますか?
今回は、寒さ対策に欠かせない暖房器具の正しい使い方について、ご紹介します。
こんな寒さ対策は、じつはNGです!
イラストと合わせて、NGな使い方と、その理由を見てみましょう。
夏は冷房を28℃に設定するのが理想です。
しかし、暖房で28℃に設定すると、部屋が暖まり過ぎて猫が暑がる可能性があります。
●暖房器具を複数使っている
いくつもの器具を併用すると、やはり部屋が暖まり過ぎてしまう可能性が。
●全部屋で暖房をフル稼働している
すべての部屋を暖めると、猫が暑いと思ったときに涼める場所がなくなってしまいます。
猫のための、正しい暖房器具の使い方って?
熱中症や低温やけどなどのトラブルも起こり得るほか、暖房器具を巡って、同居猫や飼い主さんとの関係を悪化させてしまう可能性も。
そういったストレスを与えないよう、暖房器具を使うときは、次のように、猫の「快適さ」を意識&工夫できるといいでしょう。
「点」よりは「面」が暖まる器具を使う
暖まるまでの時間も「じんわり」なので、猫への負担も少ないでしょう。
暖房器具を使わない部屋もつくる
部屋ごとに室温を変えれば、猫が好みの温度の部屋を選ぶことができます。
室温は基本23℃前後に
とくに夜は冷え込むので、帰宅がふだんより遅くなるときなどは、タイマーを設定してもいいでしょう。
そのほか、猫は冬になると飲水量が減ったり、トイレを我慢してしまうことも。
ですから、食事やトイレ環境もしっかりと配慮することが大切です。
参考/「ねこのきもち」2018年12月号『冬のストレス、大丈夫?』(監修/獣医師 藤井仁美先生)
イラスト/ツキシロクミ
文/Monika
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