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「窓越しの猫」たちの気持ち 専門家が読み解いてみると…

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窓越しから見る愛猫の姿って、ふだんとは違ったかわいさを感じることがありますよね♪

窓越しの猫

今回は、飼い主さんたちから「ねこのきもち」に寄せられた窓越しの猫のお写真6枚をもとに、そのときの猫の気持ちに迫ります。

ヒトと動物の関係学会監事の加藤由子さんに解説してもらいました!

①2階から遠くの飼い主さんを見つめていた!

窓越しの猫

飼い主さんが外で立ち話をしていたら、愛猫が窓から見ていたのだそう。2階からでしたが、飼い主さんをきちんと認識していて、ずっと目で追っていたようです。

【解説】飼い主さんを認識して、何をしているのか知りたい

「猫は近視だといわれていますが、私の経験では、5〜6m程度の距離でも、人を識別できているようです!

イーちゃんは、『私が行けない、そんなところで何をしているの?』という気持ちでしょう」(加藤)

②車で帰ると4匹揃ってお出迎え

窓越しの猫

源汰くんたち4匹のニャンコは、飼い主さんが車で帰るとみんなで窓辺に並び、帰宅を出迎えてくれているようです。

飼い主さんも「帰宅時間を予知している!?」と思ってしまうほど!  とにかく嬉しいワンシーンなんだそう♪

【解説】車の音を聞き分け、飼い主さんを待ちわびている

「猫は聴力が優れた動物。この4匹も、飼い主さんの車の音を認識していて、音がすると様子が見える窓辺に行くのだと思います。

それにしても4匹揃って出迎えるとは、とっても愛らしいですね!」(加藤)

③庭に出ると、きょうだいでアピールしてきます

窓越しの猫

飼い主さんが庭に行くと、決まってまずマロくんが来て、次いでトムくんも出窓に来るのだそう。

きょうだい2匹してかわいいポーズをとるので、飼い主さんは「どうしたの〜♡♡」と声をかけてしまうんだとか!

【解説】仲間をまねてアピール

「2匹は、生まれたときから一緒のきょうだい猫。ともに過ごす時間が長い猫は、仲間意識から同じことをします。

トムくんは『マロがやるなら自分も!』と、窓辺でのアピールに参加したのでしょう」(加藤)

④外にいる鳥をキョロキョロ目で追っていた!

窓越しの猫

ベランダの向こうによく鳥が来るそうなのですが、飼い主さんによると、2匹はそれを観察するのが大好きなんだそう。

鳥を見つけると窓辺に走り寄り、「カカカッ……」と鳴いたりすることも!

【解説】ワクワク以前に、反射的に「何だ?」

「人もそうですが、猫も視界で何かが動くと、反射的に見て確認してしまいます。

人は『鳥か』と思う程度ですが、猫は鳥を見て狩猟本能が刺激されると、『カカカッ……』という声を出すことが」(加藤)

⑤天気がいい日は、日の当たる窓辺でうたた寝

窓越しの猫

ミルクくんとモカちゃんは、天気がいい日はよく窓辺で日光浴をするのだそう。飼い主さんは、窓越しに見る2匹の夢うつつな表情が、たまらないのだとか♪

【解説】暖かい場所でぬくぬく「気持ちいい♪」

「この2匹の場合は、窓の外の何かを見ているわけではなく、飼い主さんの言うとおり、日光浴目当てでしょう。目を細めて、気持ちよさそうにしています。

猫は暖かい場所を見つけるのが上手ですね!」(加藤)

⑥庭に来たノラ猫を見て、愛猫は何を思う?

窓越しの猫

飼い主さんの家の庭には、たまにノラ猫が来るようなのですが、サスケくんはそれに気付くと、ずっと外を見ているのだそう。

窓越しにケンカをする様子もないので、ただ見守っているみたい。

【解説】注視はするも、身の危険は感じていない

「サスケくんは、家という自分のテリトリーにいます。ですから『ここにいれば安心』と、強気でいることができるので、テリトリー外の庭のノラ猫を見ても、怖いとは思っていないでしょう」(加藤)

窓越しの猫

窓越しにいる猫は、飼い主さんのことを見ていたり、それ以外のものを見たりしながらたたずんでいることがあるようです。

みなさんも、愛猫が窓辺にいるときは「どんな気持ちなのかな?」と想像しながらぜひ観察してみては?


参考/「ねこのきもち」2018年5月号『ガラス1枚挟んであらためて気付く可愛さよ。窓越しの猫』
(監修:ヒトと動物の関係学会監事 加藤由子さん)
イラスト/秋野純子
文/雨宮カイ

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