猫と暮らす
UP DATE
猫の「いいウンチ」ってどんな状態? 要注意や危険なものとは…
今回は、飼い主さんなら知っておきたい「猫のウンチの基礎知識」について、くわしく解説!
要注意なウンチ、危険なウンチについても見ていきます。
①猫は1日1〜2回ほどウンチをする。1回30秒〜1分ほどかかるのが一般的
ただし、回数や時間は個体差があるので、飼い主さんはいつもの回数・時間を把握しておくことが大切です。
ちなみに、健康的なウンチの1回の量は、人の親指1〜2本分くらいが理想です。
②いいウンチは排泄したてのとき、表面にツヤがあり、トイレ砂がつくはず
軽く力を加えると変形するウンチの硬さなら、問題ありません。しかし、割れないほどカチカチだったり、形が崩れてウンチの形をしていなかったりすると要注意!
下記でくわしく見ていきます↓↓
【要注意ウンチ①】トイレ砂がつかないカチカチ!
【要注意ウンチ②】ツヤどころではない、ドロドロ&ベタベタ
③猫のウンチの色は、フードの色と似ているのが望ましい
ウエットフードの場合は、こげ茶色になることもあります。
【要注意ウンチ①】黒い
【要注意ウンチ②】白っぽい
④ウンチの中に混じっていいのは、毛くらい
見慣れないものが混じっていないか、都度チェックするようにしましょう。
【要注意ウンチ】透明のゼリー状のものがのっている
【危険なウンチ①】寄生虫が混じっている
【危険なウンチ②】血が混じっている
【危険なウンチ③】異物が混じっている
⑤いいウンチのためには、毎日たっぷりの水分、適度な遊び、年に1回のワクチン接種が必要
たっぷりの水分を与えて、いい硬さに
あまり水を飲まない猫には、ウエットフードを与えるなどの工夫をするといいですね◎
適度な運動で、腸の動きをサポート
運動不足や肥満は腸の動きを鈍らせるので、毎日遊んであげたり、上下運動ができるように猫タワーを置いたりして、適度な運動を心がけましょう。
冷えを感じない環境で、免疫力をキープ
冷えを感じないよう猫ベッドに毛布を入れたり、暖かい部屋に居場所をつくるなどの工夫をしてみましょう。
ワクチン接種をして、感染症を予防
症状が重い「猫汎白血球減少症」などの感染症にかかるリスクを減らすためにも、定期的なワクチン接種で予防をすることが大切です。
【重要】いいウンチは健康につながる!
そのため、愛猫の健康のバロメーターとして、ウンチからの情報を見逃さないように心がけましょう。
(監修:東京都北区にある王子ペットクリニック院長 重本仁先生)
※一部の写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と一部写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
文/雨宮カイ
UP DATE