猫と暮らす
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すぐに受診が必要かも!? 「ほっとくとNG」な猫の行動とは
今回は、飼い主さんたちから「ねこのきもち」に寄せられた疑問の中から、「ほっとくとよくない猫の行動」について解説していきます!
【疑問①】猫がお腹をなめ続けています。どうやら毛も抜けて、ハゲているようで心配…。
皮膚炎の場合は、皮膚に赤いポツポツができるなどの症状が出ていることが多いです。見当たる場合は、悪化する前に受診をしましょう。
ストレスの場合は、全身をなめることが多いです。
【疑問②】大きな音でいびきをかくことが。これって大丈夫?
しかし、シニア猫がいびきをかいたり、いびきの音が大きくなったり、突然いびきをかくようになったりした場合は、副鼻腔炎や鼻咽頭ポリープなどの病気の可能性が考えられるため、すぐに受診が必要。
いびきが「ズピー」という音で、鼻水も一緒に出るようになったら、猫カゼの恐れもあります。
鼻咽頭ポリープを発症しやすい猫種
- アビシニアン
- シャム
- ヒマラヤン
- ペルシャ
【疑問③】誰もいない部屋で、大きな声で鳴くことが。ストレス…?
春や秋などの発情期以外の季節に何度も鳴く、またはシニア猫の場合は、「甲状腺機能亢進症」の恐れがあるので受診をしましょう。
「わぉ〜ん」とうめくように泣き続ける場合は、認知症の可能性も考えられます。
「鳴く」以外の甲状腺機能亢進症の症状
- 活動量が増える
- 性格が激しくなる
- 食欲があるのにやせる<
進行すると……
- 毛づやが悪い
- 嘔吐、下痢
などといった症状が見られるようになります。
(監修:東京都板橋区にあるPet Clinic アニホス院長 弓削田直子先生)
※一部の写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と一部写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
イラスト/斉藤マミ
文/雨宮カイ
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