1. トップ
  2. 猫と暮らす
  3. あの「お手入れ」をサボると猫が病気・トラブルに!

猫と暮らす

UP DATE

あの「お手入れ」をサボると猫が病気・トラブルに!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

猫と暮らしていると、せっかく猫のためを思ってやっているにもかかわらず、猫が嫌がるので「もう、いっか」と思ってやめてしまうお手入れ、ありますよね。

でも、必要といわれているのにはやはりワケがあってーー。

お手入れをサボってしまうと、大事な愛猫が病気やケガになってしまうことも。お手入れをサボるとどんな病気になってしまうのか、ご紹介します!

「ブラッシング」しないとーー

イラスト/上垣厚子

春の換毛期(3~7月)になると、個体差はあるものの、抜け毛が冬の10倍以上に増える猫も。
抜け毛が原因で起こる病気と、効率的に予防できるお手入れを紹介します。

「毛球症」に

猫は体を清潔にする毛づくろいのときに抜け毛を飲み込みます。それが胃の中にたまり過ぎると毛玉となり、胃粘膜を刺激して毛球症に。
おもな症状は嘔吐や食欲不振、また吐きたくても何も出ずに苦しむ猫も。毛玉が腸で詰まると腸閉塞になる恐れもあります。

「皮膚病」に

とくに長毛猫は、抜け毛が体に付いたままもつれると、毛の塊ができることが。そのまま放置していると、周辺の皮膚が空気に触れない蒸れた状態に。
その結果、炎症や細菌感染を起こして、皮膚病の原因になります。

しかも、春は人も猫もアレルギーが悪化します

人の猫アレルギーは、おもに猫の抜け毛によって引き起こされるので、換毛期に症状が悪化する傾向に。また、猫も体に抜け毛を放置していると、ホコリなどのアレルゲンが付きやすくなり、アレルギー症状が出たり、悪化したりすることがあります。

「爪切り」しないとーー

イラスト/上垣厚子

猫の爪は鋭く尖っているため、伸びたままだと飼い主さんが引っかかれるとケガをするほか、
猫自身のケガにつながることも。
猫に負担がかからない方法を試して、きちんと習慣づけましょう。

引っかかって爪が折れる

爪が伸びたまま猫がカーテンなどに飛び付くと、爪が絡まり、折れたり剥がれたりして
出血することが。
また、カーテンに宙吊りになると、暴れて足を脱臼するケースも。

顔に引っかき傷を負う

猫は耳の後ろなどの頭部を掻くとき、後ろ足を使います。後ろ足の爪が伸びていると皮膚に爪が刺さり、自らの顔を傷つけることが。

相手を傷つける

猫同士が激しくじゃれ合っているときに多いケガ。猫パンチが相手の目元に誤って命中し、瞳の表面を傷つけることがあります。

シニア猫は“巻き爪”になる可能性も

高齢になると爪とぎの回数が減り、爪の古い層が剥がれずに分厚くなります。そのため伸びた爪が肉球に刺さることが(写真)。痛みが生じるため、動物病院での処置が必要です。

「歯磨き」しないとーー

イラスト/上垣厚子

3才を過ぎた猫の8割以上が歯周病にかかっているというデータがあります。
その予防には、飼い主さんによるデンタルケアが必要なんです。

「歯肉炎」に

歯垢・歯石の中の細菌が、歯と歯茎の間に入り、歯茎が炎症を起こした状態。
痛みから、フードを食べにくそうにする猫も。進行すると歯周炎になります。

「歯周炎」に

炎症が歯茎に留まらず、歯を支える周辺組織にまで広がった状態。歯茎から出血したり、悪化すると歯が抜けます。歯肉炎と歯周炎をまとめた病名が歯周病です。

歯石が付いてしまうと歯石除去手術が必要になることも

一度付いた歯石は、歯磨きしても取れないため、動物病院でスケーラーという器具を使って削り取りします。その処置には全身麻酔が必要で、進行度によっては抜歯することも。

顔の汚れを取らないとーー

イラスト/上垣厚子

猫は毛づくろいして清潔を保ちますが、目ヤニなどの汚れは取れにくいもの。
それを放置しておくと、そこから病気につながることもあるので、顔が汚れていたら、その都度お手入れしましょう。

あごニキビ

あごにできる黒っぽいポツポツは痤ざ 瘡そうと呼ばれ、人のニキビのようなもの。毛穴に詰まった角質や皮脂で、放置すると皮膚に細菌が繁殖。すると炎症を起こし、赤くなってただれると治療が必要です。

結膜炎・角膜炎

まぶたの裏の粘膜(結膜)と白目の炎症が結膜炎で、目の表面を覆う透明の膜(角膜)の炎症が角膜炎です。目に付いた目ヤニが気になり、前足で触ったり、何かにこすり付けたりしているうちに、結膜や角膜を傷つけて発症するケースがあります。

外耳炎

耳の穴から鼓膜にかけて炎症が起きた状態。耳垢がたまり過ぎると、細菌が繁殖して炎症を起こして発症。耳の中が赤く腫れたり、黒っぽい耳垢が出て、かゆみを伴ってしきりに耳元を掻く猫も。

「お世話」をサボると病気になるなんて! でも、やっぱり「できないものはできない」という飼い主さんもいるでしょう。

そんな方のために、簡単に、効果的にできるお世話の方法を、今回ご紹介したお世話以外にも、『ねこのきもち』本誌で紹介しています。


ねこのきもち最新号の情報を見る

※この内容は、ねこのきもち2019年3月号特集から一部ご紹介しています。
※参考/「ねこのきもち」2019年3月号「病気・ケガから愛猫を守るお手入れ」(FLORA院長中桐由貴先生)
イラスト/上垣厚子

文/ねこのきもちWeb編集室

CATEGORY   猫と暮らす

UP DATE

関連するキーワード一覧

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

人気テーマ

あわせて読みたい!
「猫と暮らす」の新着記事

新着記事をもっと見る