猫と暮らす
UP DATE
猫カゼに注意! 軽く考えていると重症化のおそれも…
「猫カゼ」は重症化や再発のおそれもある、やっかいな病気です。そうなると、猫自身も大変つらい思いをすることになってしまいます。
今回は、猫カゼの原因や症状、予防法などをご紹介します。
猫カゼの原因とは
「ヘルペスウイルス」の感染による「猫ウイルス性鼻気管炎」や、「カリシウイルス」の感染による「カリシウイルス感染症」などがあげられます。
また、「クラミジア」という細菌も原因のひとつとされています。
猫カゼの主な症状
くしゃみ
鼻水
その鼻水が次第に固まりだし、鼻腔内にとどまって鼻づまりを起こしてしまいます。鼻づまりによって呼吸がしにくくなると味覚も鈍くなり、食欲低下へとつながることも。
発熱
目の周りの症状
結膜炎になると、目の充血やかゆみ、涙や目ヤニの量が増えるといった症状が見られます。
角膜炎は、目の痛みが強く出ることがあり、目をしばしばさせたり開けられなくなったりすることも。悪化する前に、早めの受診が必要です。
口の症状
のどの症状
猫カゼを放っておくと重症化することも
ウイルスは体内に残っている
そのため体力が低下したり、免疫力が弱まったりすると、たとえ回復後であったとしても、猫カゼの症状が再発することがあります。
猫カゼ対策にはワクチン接種が効果的
3種混合、または4種混合のワクチンを定期的に接種することで、猫ウイルス性鼻気管炎とカリシウイルス感染症、両方の抗体がつくられます。
ワクチンの接種時期・回数は?
ワクチン1回あたりの費用は、3種混合で4~5千円ほどになります。
しかし、猫カゼにかかると、重症化や再発などのおそれがあるため、ワクチン接種などの対策で予防できれば理想的です。
もし、先述したような症状が見られる場合は、早めに動物病院を受診しましょう。
文/gyo
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
UP DATE