猫と暮らす
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健康なときこそ受けて! 猫に「血液検査」が必要な5つの理由
でも、健康なときにこそ、血液検査を受けるべきなのです。
健康なときこそ、愛猫に血液検査を!
東京都北区にある王子ペットクリニック院長の重本仁先生は、次のように話します。
猫に血液検査が必要である5つの理由
よくある飼い主さんの「勘違い」を紹介しながら、重本先生の見解を紹介していきます。
勘違い1:血液検査は猫にストレスがかかってかわいそう…
「検査は一時なので、血液検査でかかるストレスは、我慢できる程度。検査を受けずに病気の発見が遅れ、重症化するほうが問題です」(重本)
勘違い2:シニアになったら受ければいい
「病気になる可能性は若い頃からあります。生後7カ月から1年に一度、7才以上の高齢猫は半年に一度、定期的に受けることをおすすめします」(重本)
勘違い3:すべての病気が発見できないからムダ
「発見できない病気はあるものの、全身と各臓器の健康状態が把握でき、猫がかかりやすい病気(※)の多くがわかります」(重本)
勘違い4:病気の疑いがあるときに受ければいい
「警戒心の強い猫は弱みを見せない習性があり、症状が見られる頃には病気がかなり進行していることも。元気に見えても血液検査は必要です」(重本)
勘違い5:ワクチン接種を定期的にしているから、必要ないような…
「ワクチン接種は特定の感染症の予防のために行うもの。それ以外には効果がないので、病気を予防・早期発見するためには血液検査が必要です」(重本)
今まで愛猫の血液検査をしてこなかったという飼い主さんがいたら、かかりつけの動物病院で相談してみてはいかがでしょうか?
(監修:王子ペットクリニック院長 重本仁先生)
文/Honoka
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