マイペースな猫と暮らしていると、たまに「私のこと好きかな……?」と不安になることはありませんか。
もしかしたら、猫からのラブサインに気づいていないだけかもしれませんよ。実は猫はさまざまな行動で、飼い主さんへの「好き」を表現しているんです。
今回は、飼い主さんに対する猫のラブサインをご紹介します!
ゴロゴロ、フミフミ……甘えるのだって好きだから♡
喉を「ゴロゴロ」
猫が喉をゴロゴロと鳴らす音は、猫が安心できる相手といるときに出す音だといわれています。飼い主さんといるときに鳴らすようであれば、猫にとって飼い主さんの存在が癒しとなっている可能性が高いといえるでしょう。
両前足で「フミフミ」
両前足を交互に踏むしぐさである「フミフミ」は、子猫のころに母猫のお乳を押し出していたとおきと同じしぐさです。そのため、このしぐさをしているときは子猫気分で甘えたいとき。
飼い主さんの洋服などにする猫もいれば、猫のお腹の感触に似たやわらかい毛布などにする猫もいます。
お腹コロン、鼻先チョン……気を許しちゃうのも好きだから♡
お腹を「コロン」
猫にとってお腹は急所であるため、本来は見せるのを嫌がるもの。それを飼い主さんに対してコロンと見せているのは、甘えている気持ちが強く、心を許している証拠といえるでしょう。
ただし、お腹をなでると嫌がる猫が多いので、その場合は、ほかの方法で気持ちに応えてあげるとよいかもしれません。
鼻先を「チョン」
猫同士で鼻先を近づけてニオイを嗅ぐのは挨拶にあたりますが、猫は気を許した相手としか挨拶をしません。飼い主さんの顔に鼻を寄せてチョンと挨拶するのは、信頼しているからこその行動なのです。
バリバリ、トコトコ……かまってほしいのは好きだから♡
見ながら爪を「バリバリ」
猫がバリバリと爪をとぐのは狩りの準備のため、つまり飼い猫でいうと遊ぶ準備のためです。
遊ぶ準備をわざわざ飼い主さんを見ながら行っているのだとしたら、それは「飼い主さんと一緒に遊びたい」という期待や、やる気の表れでしょう。
どこに行くにも「トコトコ」
どこへ行ってもトコトコと後をついてくる、いわゆる「束縛猫」。飼い主さんの行動を把握しておきたい、とっても甘えん坊な猫に見られる行動だといわれています。
飼い主さんの後をついていきながら、かまってもらえるタイミングを探しているのです。
よく見るあの行動も、信頼し好きでいてくれていたからだったのか……と思うと、愛猫のことがますます好きになってしまいますよね! 愛猫からの「好き」のサインを見逃さずに、もっとラブラブな関係を目指しましょう。
参考/「ねこのきもち」2018年6月号『愛情表現のしぐさが丸わかり 毎日は猫からのNyamore(ニャモーレ)に溢れてる!』(監修:獣医師 獣医行動診療科認定医 ペット行動カウンセラー 藤井仁美先生)
文/kagio
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。