“猫の好きなこと”といって思い浮かぶものは何ですか?「ねこのきもち」で、読者を対象に“愛猫の好きなこと”について調査!
そこで今回は、『猫が好きなことランキングTOP5』をご紹介! 好きな理由についても解説します。
さっそく第1位から!
第1位 皆さんご存じ「段ボール」
猫が段ボール箱を好きなことはよく知られていますが、中でも自分の体より少し小さめの箱を好むようです。これは、体に触れる部分が多いほうが落ち着けるため。
また、段ボールは何層もの紙が重なっているため、遮音性に優れています。段ボールの中に入ると、雑音が軽減されて静かに過ごせることも、猫が段ボールを好む理由のようです。
段ボールのクッション性が気持ちよく、中に入ったり上に乗ったりする猫も。
段ボールは複数設置してあげよう
大好きな段ボールの数が多ければうれしいもの。複数あればその分、居場所が増えることにもなるので、猫が落ち着きやすい空間になるでしょう。
第2位 遊ばずにはいられない「ひも類」
ひもの形が、ネズミのしっぽやヘビの体に似ているので、狩猟本能を刺激されるようです。
また、ウールや綿といった繊維質のものを好む傾向にあるので、身近にあるひもを気に入っているという説も。
ひもを三つ編みにして歯ブラシに
ひもを三つ編みにして遊んでみて。猫がひもを噛んだときに歯のすき間に入り、歯垢が取れて歯ブラシ代わりになります。
第3位 窓から外を眺める
1日のほとんどを部屋で過ごす猫にとっては、変化の少ない室内の景色よりも車や鳥などが動き回る屋外のほうが面白く感じるよう。
特に、外に出たことがある猫の場合は、外への関心が強いようです。
少しだけ網戸にして外の雰囲気を感じさせて
猫は音やニオイの違いからでも、充分な刺激を得られます。少しだけ網戸にして、外の音やニオイを感じさせてみて。窓の近くに棚を置けば、高い位置から観察を楽しむことができます。このとき、脱走には気をつけましょう。
第4位 飼い主さんのそばにいる
猫はニオイやしぐさ、見た目などから、“安心できる人”を判断します。そして、安心できる人のそばにいたがることが多いようです。
また、ゴハンをくれるなどいいことをしてくれる人、爪切りなど嫌なことをしない人を好む傾向も。
体に触れて健康チェックを
猫がそばに来たときは体に触れる絶好のチャンス! 普段から嫌がられない程度に体を触って、異変はないかなど健康チェックしましょう。
第5位 遊べて楽しい「おもちゃ類」
おもちゃの中でも、じゃらしで遊ぶときは人とのコミュニケーションが取れる時間。そんなおもちゃで遊ぶ時間が楽しくて、“好き”と感じる猫は多いようです。また、おもちゃの素材やニオイに反応して遊んでいる猫も。
猫が嫌がるお世話をする前に遊ぼう
ブラッシングや爪切りなど、猫が嫌がるお世話をする前に遊ぶと体力を消耗します。猫が疲れているすきに、さっとお世話をすれば、猫の嫌いな時間も短縮できるでしょう。
猫の好きなこととその理由を知っていれば、よりコミュニケーションも取りやすく、愛猫ともっと仲良くなれそうですね♪
参考/「ねこのきもち」2016年2月号『2号連続企画 わかればもっと仲良しに 大発表! 猫の好きなコトTOP10』(監修:帝京科学大学生命環境学部アニマルサイエンス学科准教授 加隈良枝先生)
文/gyo
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。