猫と暮らす
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猫のテンションが上がるシーン4つ 飼い主さんは注意したいことも!?
1日の生活の中で、猫にはテンションが上がる瞬間がいくつかあるようです。テンション高めな猫は一見かわいいかもしれないけれど、ちょっと注意したいこともあるのだそう。
ねこのきもち獣医師相談室の先生が解説します!
猫のテンションが上がる状況4つ

まず、猫のテンションが上がっているときには、以下のようなことが見られます。
- 瞳孔が大きくなる
- 毛が逆立つ
- 走り回る
- 大声で鳴く
それでは、どのようなときに猫のテンションが上がるのか。よく起こる4つの状況と、その理由について解説します。
1:狩猟本能をかき立てられたとき
猫は狩猟動物です。室内で生活していても、たとえばおもちゃで遊んでいるときに突然狩猟動物のスイッチが入り、興奮することがあります。
また、虫を見つけたときなどにも捕獲しようと興奮することがあります。
2:楽しいことに直面したとき

たとえば、ケージに入れられていた後にお部屋に出してもらったとき、新しいおもちゃやキャットタワーで遊ぶときなど、楽しいことに直面した際にテンションが上がります。
3:夜や明け方などの時間帯
猫はもともと夜から明け方にかけて、獲物の目が利かなくなる時間帯に狩猟をおこないます。こういった本能から、夜中・明け方などにテンションが上がることがあります。
よく夜中に猫が大運動会をするので眠れず困る、といったご相談をされる飼い主さんがいらっしゃいます。
また、春になり交配期に入ると、夜間や明け方に活発に活動するようになることがあります。
4:排泄後
このほか、トイレでの排泄後にテンションが上がることがあります。この原因は排泄後の気持ちよさや縄張りアピールなど、さまざま考えられていて、まだよくわかっていないようです。
猫のテンションが上っているときに注意したいこと

猫のテンションが上がったとき、それを助長させてしまうと攻撃行動が出てしまうことがあります。
前述したとおり、猫は肉食動物で狩猟によって餌を得ます。そのため、狩猟本能が強く出てしまうと、攻撃を受ける恐れがあります。
猫のテンションが上がっているときは、そっと見守るようにしてください。また、攻撃を受けそうになった際は、それ以上刺激しないよう無視したり、ほかの部屋に移動するなどして対応しましょう。

猫のテンションが上っているとき、むやみに近づかないほうがいいかもしれませんね。飼い主さんは、注意してください!
(監修:いぬのきもち・ねこのきもち獣医師相談室 担当獣医師)
※写真は「いぬ・ねこのきもちアプリ」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
取材・文/sorami
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