猫と暮らす
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猫が雷に驚く→どこ行った!? 家の中を探すときに確認すべき場所6つ
雷に怯えて、家のどこかに隠れてなかなか愛猫が出てこない……そんな経験をした人もいるのではないでしょうか。
この記事では、なぜ猫は雷が苦手なのか、そして雷が鳴ったときに家のどんなところに隠れがちなのかなどを、ねこのきもち獣医師相談室の先生が解説します!
猫が雷を怖がる理由

猫は聴覚が人より優れているために、雷の音が人よりずっと大きく聞こえます。そのため、「大きな音の雷が苦手、不快」と感じる猫が多いのです。
雷が鳴っているとき、猫は「大きな音がして怖いよ」と感じるコが多いと思いますが、雷に慣れている猫であれば、それほど恐怖心を持たないコも。これには個体差があるといえます。
雷が鳴っているときに猫が隠れ込みやすい場所6つ

雷が鳴って驚いてしまった猫は、家の中のどこかに隠れることがあります。よく隠れる場所としては……
- 押し入れ
- クローゼット
- 戸棚
- 机の下
- こたつ
- 布団の中
など。もし家の中のどこかに隠れて見つからないときは、上記の場所を探してみるといいかもしれません。
ただ、なかには開いているドアや窓から外に出て脱走してしまう猫もいるので、脱走防止の対策をふだんからしておくと安心です。
雷を怖がる猫にやってはいけないこと

雷を怖がっている猫に対して、飼い主さんは猫の恐怖を助長させるような態度をとらないようにしましょう。
どちらかというと、「雷は怖くないよ」と思わせるような態度がいいです。特別なことが起こっていると思わせるのではなく、ふだん通りの冷静な状態で、慌てず優しく猫に接したほうがいいでしょう。
飼い主さんも雷を怖がってしまうと、猫にも「雷はやっぱり怖いんだ!」と認識させてしまう可能性があるので、気を付けてください。
飼い主さんができる猫の雷対策

雷対策で飼い主さんができることは、猫が安心していられる場所をふだんから用意してあげること。(たとえば、屋根があるハウスなど)
雷を予測できるときは、雨戸やカーテンを閉めておくことも対策に。また、家の中では中心部ほど音が響きにくいので、猫を家の中心部に移動させておくのもいいでしょう。
雷を予測するのは難しいかもしれませんが、できるだけ猫を1匹の状態にしないほうが好ましいです。留守番中に雷が起こると、余計に雷を怖がってしまうようになることが多いからです。

雷が鳴ったときに冷静に対応できるよう、日頃から対策しておくことが大切です。ぜひ、この機会に確認してみてくださいね!
(監修:いぬのきもち・ねこのきもち獣医師相談室 担当獣医師)
※写真はアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」にご投稿いただいたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
取材・文/凛香
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