猫と暮らす
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注意が必要な猫の「スリスリ」の見分け方も。猫のスリスリの3つの意味
帝京科学大学の加隈良枝先生によると、なかには注意したほうがいいスリスリもあるのだとか。この記事では、猫のスリスリの種類についてくわしく解説します!
猫の"スリスリ"って、そもそも何?
スリスリは、マーキングの一種
猫は、"爪とぎ"や"スプレー"でもマーキングをしますが、もっともよくする方法がスリスリだと考えられます。
スリスリしてニオイの分泌腺をこすり付けている
猫の体の臭腺のある場所は?
また、加隈先生によると、「臭腺のある部分は、敏感なところ。こすり付けることは、猫にとっては気持ちがいい行動なんですよ!」とのことです。
猫のスリスリには3種類ある!
①人や物にする「安心するためのスリスリ」
人や物に対して、「自分のもの」という"しるし(=ニオイ)"を付けて、安心しようとしています。縄張りである部屋に知らないニオイがあるとき、よくする傾向に。
安心するためのスリスリが見られる場面は?
- お風呂あがりのときに、飼い主さんにスリスリ(→入浴後の飼い主さんに、自分のニオイを上塗り)
- 帰宅したときに、飼い主さんの靴や足などにスリスリ(→飼い主さんから放たれる外のニオイに反応)
- 宅配便がきたとき、箱や中身などにスリスリ(→知らないニオイを敏感に察知)
- 来客があったときに、お客さんの足や荷物などにスリスリ(→来客のニオイまで自分のニオイに)
などといったことが挙げられます。
②人にする「アピールするためのスリスリ」
「たまたま飼い主さんに"スリスリ"したら、ごはんをくれた」などの過去の体験から、スリスリをすることで人に要求を通そうとしているのです。
間接的に物にスリスリすることも!
アピールするためのスリスリが見られる場面は?
- 何かに集中しているとき(→集中している飼い主さんに自分の存在をアピール)
- 朝、寝ているとき(→寝ている飼い主さんに起きてほしくて)
- ごはんの用意をしているとき(→「ごはんが早くほしい」と直接的に要求)
- なでるのをやめたとき(→「もっと」の気持ちから自らこすり付ける!)
などといったことが挙げられます。
③おもに猫にする「仲間意識のスリスリ」
スリスリしている時間が長いほど、友好的な関係が築かれているといっていいでしょう。
仲間意識のスリスリが見られる場面は?
□同居猫がそばにいるとき(→仲よし猫同士でニオイを共有)
が多いでしょう。
なかには気をつけたいスリスリも…!
①スリスリを頻繁にする→ストレスの可能性も!
頻繁にこすり付けている箇所があればチェックして、動物病院で相談してみましょう。
②引っ越しの際は、愛猫がスリスリしていたものを持ち込んで!
(監修:帝京科学大学生命環境学部アニマルサイエンス学科准教授 加隈良枝先生)
※一部の写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と一部写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
文/雨宮カイ
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