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甘えん坊?それともクール? 鳴き方でわかる【猫の性格診断】
猫の性格はさまざまな要素から決まるため、断言することは難しいですが、鳴き声に猫の気持ちが表れることを考えると、鳴き方から愛猫の性格の傾向は導けるかもしれません。
愛猫が普段どのような鳴き方をしているかを観察して、性格の傾向を探ってみましょう!
飼い主さんを見つめながら「ニャーニャー」と鳴くことが多い場合

同じ猫でも、要望によって鳴き方は変化しますが、いつもと比べて高くも低くもなく、大きくも小さくもない声で、飼い主さんを見つめながら「ニャーニャー」と鳴くときは甘えたい気分のときです。
このような鳴き方をすることが多い猫は、『甘えん坊な性格』といえるのではないでしょうか。
ちなみに、このように鳴くときは、飼い主さんにスリスリしたり、付きまとったりすることも。鳴き声以外の様子にも、注目してみましょう。
お喋りするように「ニャニャニャ」と鳴くことが多い場合

小さく短めで、少し高い音で「ニャニャニャ」とお喋りするように発する声は、猫が挨拶をするときにする鳴き方です。このような鳴き方をすることが多い猫は、比較的『友好的な性格』と考えられるのではないでしょうか。
この挨拶は強い願いを持って発している鳴き声ではないので、しばらくすると鳴き止むことが多いのが特徴です。
大きく叫ぶように「ンギャー」と鳴くことが多い場合

大きく叫ぶように「ンギャー」と鳴くことが多いなら、その猫は警戒心が強いといえそうです。飼い主さんやほかの猫に近寄ってコミュニケーションを取るよりは、単独で行動することを好む、『独立心が強めな性格』なのかもしれません。
クールな性格の猫に飼い主さんは寂しさを感じることもあると思いますが、猫の気持ちを尊重して程よい距離感でお付き合いしていきましょう。
少し低めの声で「アオーン」と鳴くことが多い場合

「アオーン」という少し低めの遠吠えのような鳴き声には、不安な気持ちがあります。また、声の「大きさ」や「長さ」には猫の主張が表れるので、声が大きく長いほど不安は強いといえるでしょう。
この鳴き方が多い猫は、『寂しがり屋の性格』といえるかもしれません。
あまり鳴かない場合は……?

ちなみに、あまり鳴かない猫は、『おっとりした性格』であることが多いそうです。
飼い主さんと1対1で暮らしている猫は、飼い主さんに対してお願いすることが少ないため、あまり鳴かない傾向があるそうですが、そうではないのにあまり鳴かないのなら、愛猫はおっとりした性格なのかもしれません。
みなさんも愛猫の鳴き方を観察して、性格を分析してみてはいかがでしょうか? 愛猫とのコミュニケーションがうまくいかないと感じていた人は、解決の糸口が見るかるかもしれませんよ。
参考/「ねこのきもち」2019年3月号『猫語をひも解くヒント集 鳴き声で気持ちはわかります!』(監修:帝京科学大学助教 動物看護師 小野寺温先生)
文/こさきはな
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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