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愛情のつもりが逆効果? 猫にとってよくない飼い主さんのNG行動3選

「大好きな愛猫には、なんでもしてあげたい!」


そう考える飼い主さんも多いのではないでしょうか。しかし、その愛情表現の仕方を間違えてしまうと、猫にとってはよくない結果になることも……。

今回、飼い主さんがやりがちな猫へのよくない愛情表現について、ねこのきもち獣医師相談室の先生が解説します。

愛情のつもりが…猫によくない飼い主さんの行動3選

見つめる猫
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NG行動1:飼い主さんの都合で愛猫にスキンシップをする

「愛猫とのスキンシップは大事だから」と、飼い主さんの都合でむやみに触ることはないですか?

たとえば、猫がグルーミングをしているとき、寝ているとき、ご飯を食べているときなど「何かに集中している」ときに無理やりかまってしまったり。また、猫が逃げ出すまでスキンシップをするのもよくありません。

結果的に、猫にストレスを与えてしまうことになります。

NG行動2:おやつをたくさん与える

見上げる猫
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おやつをあげると喜ぶからと、たくさん与えてしまうことはないでしょうか?

猫は総合栄養食を適量与えることで、栄養バランスをとることができています。おやつの与えすぎは肥満を引き起こします。

おやつを与える場合は、1日に与える食事の量の10%以内にしましょう。

NG行動3:健康なのに自己判断で療法食を与える

健康なのに「体によさそうだから」と、自己判断で療法食を与える飼い主さんもいるようです。しかし、療法食は獣医師の診断があってから必要な猫に与えるものです。診断なしで与えるものではありません。

飼い主さんは「愛猫のために」と思っていても、それが逆効果なこともあるので注意してください。

猫にしてあげたい飼い主さんの愛情表現とは?

遊ぶ猫
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上記のような行動をしなくても、愛猫に愛情を伝えることができます。

猫は心を開くと、その人に甘えたり、要求したり、くつろいだ姿を見せます。愛猫が普段から見せるかわいらしい行動そのものが、飼い主さんに心を開いているしぐさやサインなのです。

愛猫が甘えてきたときは優しく声をかけてあげたり、優しくなでてあげたりしましょう。また、コミュニケーションとして一緒に遊んであげたり、少量のおやつなどを与えるのもいいですね。

飼い主さんと猫
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ただし、猫からの愛情表現に応えすぎてしまうと、猫からのアピールが過剰になる場合もあります。バランスをとりながら猫の愛情表現に応えてあげて、いい関係を築いていきたいですね。


(監修:いぬのきもち・ねこのきもち獣医師相談室 担当獣医師)
取材・文/Honoka
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