猫と暮らす
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誤った思い込みで接していない? 猫のしぐさとホントの気持ち
そこで今回は、誤って思い込みしがちな猫の行動と、本当の意味を解説します。
「ごめんなさい」と反省していると思いきや……
じつはこのとき、猫は叱られていると思っていません。
飼い主さんは叱っているつもりでも、猫にはほとんど通じていないのです。それどころか、飼い主さんが自分に何か言っていると思って、「遊ぼう♪ かまって〜♪」とアピールしているのです!
「触られたくない」と思いきや……
じつは、これは触られるのが嫌なのではなく、ほかのニオイがついて落ち着かないので、舐めて自分のニオイに戻しているのです。
猫は自分の体を自分のニオイに保ちたいのですね。
「照れ隠し」と思いきや……
じつはこの行動は、見ている誰かに対して行っているのではありません。
猫が動揺を落ち着かせるための転位行動のひとつで、自分に向けての行動なんです。つまり、「落ち着け、落ち着け」と取り繕っているのですね。
「嫌がらせ!?」と思いきや……
そのため、お留守番中などに飼い主さんの帰宅が遅いからと、ゴミ箱など散らかしていても「帰りが遅いのが悪いんだよ!」なんて嫌がらせのつもりは一切ないのです。
たまたま時間があり、面白い遊びを見つけただけなのでしょう。
勘違いしたままコミュニケーションをとらないようにするためには、人との違いを知ったうえで猫の行動を見ることが大切です。ぜひ本当の意味を理解してあげたいですね。
文/ishikawa_A
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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