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むやみに叱らないで! 猫の問題行動には心の病気が潜んでいるかも

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愛猫が、いつもとは違い攻撃性が高かったり、自分の体を傷つけていたりするなど、普段はとらない問題行動をしている場合、心の病にかかっているかもしれません。人だけではなく、猫にも「うつ病」のような症状が見られることも。今回は猫の問題行動から考えられる要因や、改善策についてご紹介します。

心の病気について(問題行動)

毛布にくるまる猫
getty

猫の心の病気とは、俗にいう「問題行動」のことを指します。問題行動では、自分の体を傷つけたり、攻撃性が高くなったりするなどの異常がみられます。また、激しく鳴き続けたり、体を舐め続けるなど、普段猫が行う行為であっても、極端に多かったり少なかったりする場合は、問題行動と考えてよいでしょう。

猫にも「うつ病」の症状が……

近年、「心の病気」と診断される猫は増えている傾向にあり、人と同じように「うつ病」や「不眠症」のような症状が見られる場合あります。この場合は、抗うつ薬などでの治療をおこなうこともあります。

心の病気になりやすい猫は?

抱っこされる猫
getty

刺激が足りない・退屈を感じている猫

室内で飼われている猫は、猫本来の狩猟本能が満たされないストレスから、問題行動を起こすことが。室内での刺激不足や遊ぶ時間が少ないことで、退屈を感じて問題行動を起こすようになる猫もいます。そのため、室内飼いが推奨されている今、心の病気と診断される猫が多くなってきているようです。

精神的に不安定な猫

母猫からのお世話を十分に受ける前に、子猫が母猫から引き離されてしまうと、精神的な不安定から問題行動を起こしやすくなることが。
ちなみに、問題行動につながる要因の多くは、猫が感じる「退屈」や「不安」の感情ですが、遺伝など先天的なものが関係していることもあります。

問題行動を防ぐために! 対策や注意点

仰向けの猫
getty

外を見せて刺激を与えよう!

室内にいながらも刺激を与えることで、猫の問題行動を防ぎやすくなります。ノラ猫と接触してしまいそうな場所は避けて、室内にいても外を眺められるような場所を作ってあげると、外の風景や空気を感じられて刺激を多く与えられるでしょう。また、脱走してしまうおそれがある猫の場合は、網戸にせずカーテンのみ開けることをおすすめします。

上下運動で体感を刺激しよう!

室内でも十分に猫の体を動かすことはできます。おもちゃを使って遊ぶ時間をしっかりと作ることで、体に刺激を与えることができ、問題行動を防ぎやすくなるでしょう。また、運動の中でも上下運動はエネルギーを多く使うので、より多くの刺激を与えることができます。猫タワーがあれば、おもちゃを使って誘導しながら遊んであげるとよいでしょう。

気を付けて! むやみに叱ると逆効果になることも……

既に問題行動が見られる猫については、対応に注意が必要です。
問題行動から攻撃性が強くなり、飼い主さんに噛みつくといった行動をとることがありますが、このとき大声を出して叱ったり叩いたりしてしまうと、その行為がストレスの原因となり、問題行動を悪化させてしまうおそれがあります。
飼い主さんは叱らずに、猫の様子をよく観察しながら、攻撃してしまう原因を突き止めて対策を立ててあげてください。

心の病気は猫も辛い

ハンモックに乗る猫
getty

心の病気(問題行動)は、猫自身の負担も多く辛い症状です。飼い主さんは、普段から猫が過ごしやすい環境づくりを心がけたいですね。それでも愛猫にいつもとは違う様子が見られるようなら、獣医師に相談することをおすすめします。

参考/「いぬのきもち」2018年9月号『最新情報や気になるワードも 猫医療の現場から』(監修:もみの木動物病院副院長 日本獣医動物行動研究会幹事 獣医師 村田香織先生)
文/やぎこ
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。

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