猫と暮らす
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飼い主さんに赤ちゃんが生まれたら…猫はどう思う? 接する際の注意点も
今回、ねこのきもち獣医師相談室の先生に聞いてみました。
もしも飼い主さんに赤ちゃんが生まれたら、猫はどう思うの?
「猫は警戒心が強いので、赤ちゃんと初めて会ったときは逃げてしまうこともあります。しかし、赤ちゃんを『危険をもたらすものではない』と猫が理解すれば、自ら赤ちゃんに近寄って仲良くしようとするケースも多いです。
これは赤ちゃんならではの見た目や声から『攻撃対象ではない』と認識している可能性があります」
赤ちゃんのいる家庭で猫を飼う際の注意点
「そうですね。飼い主さんは以下の2つのことを日頃から注意してみてください」
①感染症予防をしっかりとしよう
「赤ちゃんは免疫力が低いので、『皮膚糸状菌症』などの人獣共通感染症に気をつける必要があります。感染症予防として……
- 猫を触ったら手を洗う
- 猫トイレをマメに掃除する
- 猫を外へ出さない
- 寄生虫予防をする
などをしっかりとしましょう」
②猫と赤ちゃんを強制的に近づけない
「また、猫と赤ちゃんを強制的には近づけないようにし、会わせるときは赤ちゃんが寝ているときか、泣いていないときにしましょう。
猫のペースに合わせてあげることも大切です。そして赤ちゃんのそばに猫が近づいたら、おやつを与えるなど、猫が喜ぶことをしてあげるとよいでしょう。
また、猫が赤ちゃんに不快感を持ったときに、離れることができる隠れ場所も用意しておいてくださいね」
参考/「ねこのきもち」(2018年1月号)
※写真はアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」にご投稿いただいたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
取材・文/sorami
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