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早期発見が大切!猫の循環器系の病気の症状と対策について

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猫の循環器の病気は、発症したら完治が難しいといわれています。しかし、早期に発見できれば、症状を緩和したり、進行を遅らせたりする治療が可能です。今回は、猫のおもな循環器の病気の種類と症状、早期発見のための対策方法についてご紹介します。

猫の「循環器の病気」とは、おもに心臓の病気のこと

床に座っている猫
getty

循環器とは?

「循環器」とは、体じゅうにリンパ液や血液を巡らせる器官のことです。猫の場合は、リンパに関する病気についてはまだ解明されていないことが多いため、「猫の循環器の病気」というと、おもに心臓病のことを指すようです。

検査の技術が向上し、病気の発見数も増加

心臓病の検査は超音波を使うことがほとんどですが、近年ではその検査機器の診断技術が進化したため、より詳しく心臓内の検査が可能になりました。それにより、病気が発見された数も増えたため、今後循環器の病気についても、もっと解明されていくかもしれません。

猫に多い循環器系の病気は?

布団の上で寝る猫
getty

おもな循環器系の病気

・心筋症
心臓の筋肉の働きが弱くなってしまう病気

・心臓奇形
生まれつき心臓の構造に異常がある状態(先天的なもののため、若い猫にも見られます。)

・心不全
体じゅうに十分な血液を送れなくなる病気

・血栓塞栓症
心臓にできた血栓が血管内で詰まってしまう病気

・フィラリア症
心臓にフィラリアという寄生虫が寄生する病気

病気によっては、発症する猫の傾向も明らかに

心臓の病気は、5才以降の中齢の猫に多く発症が見られます。(先天的な病気である「心臓奇形」を除く)また、心筋症については、近年では、純血種のオスの猫に多いということがわかっています。具体的な猫種としては、メインクーン・スコティッシュフォールド・アメリカンショートヘアーに発症が多いようです。原因は不明ですが、遺伝的な要因があると考えられています。

早期発見のためにできることは?

抱っこされる猫
getty

循環器の病気の初期症状はわかりにくい

寄生虫が原因のフィラリア症は例外として、循環器の病気の多くは、先天的に猫がその危険因子を持っていることで発症すると考えられています。また、循環器の病気の初期症状は、見ただけではわかりにいことが多いため、病気を予防するのは難しいのが現状です。しかしだからこそ、猫の負担を少しでも軽くするためにも、病気の早期発見が求められます。

自宅でできる対策は?

自宅で飼い主さんができる対策として、愛猫の少しの変化にも気づけるよう、よく観察するとよいでしょう。循環器の病気の代表的な症状が、呼吸の乱れです。猫の呼吸数は、安静にしている状態で1分間に30回程度のことが多いため、睡眠中に呼吸数をときどきチェックしてみましょう。

動物病院でできる対策は?

猫が危険因子を持っていても、いつ発症するかはわからないのが、循環器の病気の怖いところです。早期発見のためには、動物病院でしっかりと定期検査を受けることが大切です。また、愛猫が発症しやすいタイプの場合は、心エコー検査をうけてみてもよいでしょう。

少しでも早く病気を見つけるためにも、自宅と動物病院でしっかり見守り、管理していくことが大切です。

参考/「ねこのきもち」2018年8月号『最新情報や気になるワードも 猫医療の現場から Vol.3 循環器』(監修:日本獣医循環器学会所属 フジタ動物病院 獣医師 馬場亮先生)
文/AzusaS
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。

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