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<PR>愛猫のために定期的に動物病院へ

JSFM
愛猫が動物病院を怖がるから、行きづらい…そんな悩みをよく聞きます。
しかし今、猫のことを考えた動物病院が増えているのをご存知ですか?
愛猫が幸せに暮らすために、動物病院と上手く付き合いたいもの。そのコツをJSFM(ねこ医学会)の先生方ににうかがいました。
※JSFM(ねこ医学会)は、猫医療の向上と猫にやさしい動物病院(キャット・フレンドリー・クリニック)の普及を推進する学会です。


赤坂動物病院 医療ディレクター JSFM(ねこ医学会)会長
石田卓夫先生



ロイヤルカナン ジャポン合同会社、JSFM(ねこ医学会)理事/事務局長
北中卓先生



猫のご家族代表 一般社団法人ちよだニャンとなる会代表理事
香取章子さん


動物病院で、猫がパニックになってしまうことも…

香取さん:私は猫を保護する活動をしています。保護した猫はまず健康状態のチェックが必要なのですが、動物病院に連れていくとひどく怖がるので、こちらも緊張してしまいます。赤坂動物病院では、そんな猫も落ち着かせて丁寧に診察してくださいます。何か、猫を診るうえでのコツがあるのですか。

石田先生:病院では猫に安心してもらう工夫をしています。動物病院を怖がる猫は多いので、怖くないとわかってもらうポイントがあります。

ポイント1:猫の気持ちで診察

人だって急に誰かに体をつかまれたら、怖いですよね。猫が驚かないよう、ゆっくり落ち着いた動きで診察します。

ポイント2:ご家族の手助けも

エコーなどの検査の際も、ご家族に頭の近くに寄り添ってもらうなど、猫の不安を軽減するなどの工夫をしています。

ポイント3:通院に慣れてもらう

動物病院がなじみの場所じゃないから怖いんですよね。頻繁に通えば、大丈夫な場所だと感じてくれるようになります。

動物病院をうまく利用するコツ

香取さん:病気じゃなくても動物病院に通うとは、何をしに行くのでしょう。

石田先生:子猫の最初の1年は、ワクチン、不妊手術、食事の相談など、病院に頼る機会が多いと思います。その後も定期的に健康診断に通えば、健康管理の面でも安心です。年に2~3回、7・8才を過ぎたら年4回通えると理想的です。年2回は精密な検査をし、ほかは身体検査と問診といった具合です。少なくとも年に2回の健診に行くことで、病気を早期発見でき、愛猫の健康寿命を延ばせることも多いですよ。

北中先生:赤坂動物病院のように、猫のことを考えた体制を整える動物病院が増えています。愛猫の健康を守るために、定期的に動物病院に通ってください。

いざ体調不良になれば、家族も冷静になれないことは当たり前

「猫は家族なので、病気になると心配で取り乱してしまいます」と話す香取さんに対し、「いざ愛猫が体調不良になると、冷静になれないご家族も多いものです」と石田先生。続けて「だからこそ、愛猫の健康管理や治療を通してご家族の気持ちも楽にするのが、獣医師の役目なのです」と話す石田先生に、一同が共感。
病院に定期的に通うのは愛猫のためだけでなく、飼い主さんも先生と信頼関係ができるので、愛猫が何かあったときに早急に相談し、家族の気持ちも理解してもらった上で、スムーズに治療を始めてあげられるのですね。
猫の健康管理や治療を通してご家族の気持ちも楽にしたいと話す石田先生に、北中先生もうんうんとうなずいていました。

キャット・フレンドリー・クリニック(CFC)に行ってみよう!


北中先生:キャット・フレンドリー・クリニック(以下、CFC)とは、猫にやさしい動物病院の指針として、ISFM(国際猫医学会)によって確立された規格です。猫とその医療にくわしいスタッフと体制の整った動物病院の〝道しるべ〟となります。JSFM(ねこ医学会)では、国際基準であるCFCが日本にフィットした内容になって普及するよう、お手伝いをしています。
 私と一緒に暮らしている猫も、保護猫で動物病院が苦手でしたが、CFC取得動物病院の先生に通院のちょっとしたコツを教えていただいたりして、今では以前よりも格段に“動物病院へのお出かけ”のハードルが低くなりました。大切な愛猫のかかりつけ医探しのひとつとして、ぜひ全国のCFC取得動物病院の検索をご活用ください。
猫にやさしい病院、選んでる?

CFC認定動物病院の探し方

①まずは検索

インターネット検索で「キャットフレンドリークリニック」と入力して検索してください。CFC(キャット・フレンドリー・クリニック )のサイトが検索結果に表示されます。
CFC検索窓

②「取得病院紹介」をクリック

左側のページ一覧から「取得病院紹介」を選んでクリックします。スマートフォン等で見る際、文字が小さくてお困りのかたは、拡大してからタップしてください。
CFC病院紹介

③お近くの病院を探す

全国の8地方ごとに、CFCの認定病院を閲覧することができます。表示は50音順になっています。住所・電話番号のほか、動物病院サイトへのリンクもあります。

キャット・フレンドリー・クリニックお問合せ窓口
TEL:03-5384-7577
月曜から金曜 10:00~17:00(祝祭日および年末年始を除く)
CFC認定病院一覧

赤坂動物病院に見る、猫にやさしい取り組み

診察ばかりではなく、他の動物が苦手な猫も。犬も訪れる赤坂動物病院の待合室は、猫ができるだけ落ち着けるように、猫優先のスペースが設けられています。
診察室も猫と犬は別々に。猫優先の待合スペース脇の特別診察室は、怯えている猫を毛布でくるんで安心するのを待ったり、ご家族のお話をじっくりうかがったりするのに使われます。こうした動物病院なら、猫もご家族も気持ちを落ち着けて診察を受けることができます。
猫にやさしい病院、選んでる?
Profile
赤坂動物病院 医療ディレクター、JSFM(ねこ医学会)会長
石田卓夫先生
獣医師の家庭で、動物たちが大切にされる環境で育つ。猫とご家族にとって最良の医療を提供したいという願いから、猫のための医学の発展や猫にやさしい動物病院づくりを目指すJSFM(ねこ医学会)の会長を務める。愛猫はBoxsterちゃんとCayenneちゃん。
ロイヤルカナン ジャポン合同会社、JSFM(ねこ医学会)理事/事務局長
北中卓先生

ロイヤルカナン ジャポン合同会社では栄養学に関する学術職を担当。一人でも多くのご家族に正しい栄養学を伝えることが主な仕事。北海道大学非常勤講師、日本大学非常勤講師/研究員。保護猫くつくちゃんと、その息子テンちゃんと暮らしている。
ご家族代表
香取章子さん
ペットをテーマに活動するジャーナリスト。一般財団法人ちよだニャンとなる会の代表理事。地域猫の保護・譲渡に尽力する中で迎えた愛猫5頭と暮らす。
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