猫と暮らす
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ゆっくり寝かせてあげたい! 猫が「熟睡している」ときの寝方とは
1日の約6割もの時間を睡眠、あるいは休息の時間に充てている猫たち。気持ちよさそうに熟睡している時間は、ゆっくり休ませてあげたいですよね。
この記事では、猫の「眠りが浅いとき」と「熟睡しているとき」の見分け方について、ねこのきもち獣医師相談室の先生が解説します。
猫の眠りが浅いときの寝方、熟睡しているときの寝方

ヒトの睡眠では、「レム睡眠(体は寝ているが脳は起きており、このときに夢を見る)」と「ノンレム睡眠(脳も体も寝ている状態で、このときは夢は見ない)」を繰り返していると言われており、猫にもこの睡眠サイクルがあるということがわかってきています。
猫は少し熟睡すると、すぐに30~60分ほどのレム睡眠をしているので、よく寝ているように見えても、じつは浅い眠りであることが多いのです。
眠りが浅いかどうか、熟睡しているかどうかは、猫の眠り方を見ると見分けがつきます。
浅い眠り「レム睡眠」の見分け方

猫が夢を見るかどうかは、現在の科学ではわからないのが現状。しかし、もし猫が夢を見ているとすると、浅い眠りであるレム睡眠時です。このとき、下記のような猫の寝ぼけているような様子を見ることができるでしょう。
熟睡している「ノンレム睡眠」の見分け方
猫が熟睡をするのはノンレム睡眠のとき。猫に次のような様子が見られたら、熟睡しているサインです。
熟睡できているときは、ゆっくり寝かせてあげたいですね。
注意すべき猫の寝方とは?

猫が気持ちよさそうに眠ってくれていたらいいですが、場合によっては体調が悪くて眠っていることもあります。
たとえば、部屋の隅などに隠れて出てこないで、ずっと寝ているような状況があれば、体調不良を隠しながら回復を待っている可能性も。もしなにか異常を感じたら、動物病院を受診してくださいね。
(監修:いぬのきもち・ねこのきもち獣医師相談室 担当獣医師)
※写真はアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」にご投稿いただいたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
取材・文/sorami
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