猫と暮らす
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友好的な猫の接し方のコツはあるの?飼い主さんのお悩み解決します!
「友好的」な猫の飼い主さんの悩みごととは?
ほかの猫とも付き合いやすいと考えられる「友好的」な性格には、一般に、飼い主さんが「甘えん坊」「穏やか」「気まぐれ」「マイペース」「人懐っこい」「おとなしい」「やさしい」「フレンドリー」と感じるような猫が含まれます。
一緒に暮らすのにはもってこいと思える「友好的」な猫ですが、飼い主さんからするとちょっとした困りごと、悩みごとはあるよう。
そんな飼い主さんから寄せられたギモンから、「友好的」な猫との接し方のコツをみていきましょう!
―― Cさん こむぎくん(オス・1才)
応えるのが大変なことなら相手をしなくてもいいでしょう。しかし、ある日突然やめると、甘え方が足りないのだと思い、さらに激しくなる可能性も。激しくなって困るなら、寝ている部屋に入れないようにするなどの対策をとるのもひとつの方法です。
―― Sさん たんぽぽちゃん(メス・2才)
猫は本来単独で「マイペース」に行動する動物なので、人にあまり甘えない猫もいます。ですが、喜ぶことを繰り返していれば、甘えてくるようになる可能性もあるでしょう。愛猫の大好きなおやつを与えたり、お気に入りのおもちゃで遊びに誘ったりしてみて。その際も無理矢理ではなく、猫のペースを大事にしましょう。
―― Hさん クロちゃん(メス・5才)
猫は欲求のまま行動するので「気まぐれ」に見えますが、じつは理由があることも。たとえば、スキンシップの途中で噛み付くのは、なでられる箇所が嫌、時間が長い……などが考えられます。よく観察してみると、案外「気まぐれ」ではないかもしれません。
―― Mさん シロくん(オス・4才)
おとなしい性格であれば、我慢してストレスがたまっている可能性もないとはいえません。猫の様子をよく見るようにしましょう。瞳孔を大きく開いていたり、耳を伏せていたりする様子が見られるなら、そのときの接し方を見直すようにして。
参考/「ねこのきもち」2019年12月号『猫の性格を解き明かす25のQ&A』(監修:帝京科学大学生命環境学部アニマルサイエンス学科准教授 加隈良枝先生)
文/Margot
写真/長谷川里美、小森正孝
※この記事で使用している画像は2019年12月号「猫の性格を解き明かす25のQ&A」に掲載されているものです。
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