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愛猫を花粉症から守ろう! 実践したい3つのポイント

いまや国民病ともいわれる花粉症ですが、猫飼いさんにとっても他人事ではありません。
花粉症は猫もかかる可能性があり、研究が進んだ昨今では実際にその症例も増えてきているよう。愛猫を花粉症から守るためにはどうしたらいいのか、くわしく解説します。

猫が花粉を取り込まないように工夫しよう

あめちゃんの寝姿
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
花粉を取り込む量が増えれば増えるほど、花粉症を発症する可能性も高くなってしまいます。そのリスクを減らすためにも、家の中に花粉を持ち込まない工夫が大切です。
飼い主さんの帰宅時には、玄関先で服をはらって花粉を落としたり、すぐに着替えたりなどの対策が有効。また洗濯物なども、外に干さずに部屋干しにするのがおすすめです。

花粉対策のためのお掃除

床などに落ちた花粉が猫の毛についてしまうと、毛づくろいの際に花粉を体内に取り込んでしまいます。空気中の花粉は、人の活動が少ない夜に床に舞い落ちるため、早朝に床掃除をするのがおすすめ。
掃除用のウェットシートや、固く絞った雑巾などで、床の目に沿って拭き掃除をしましょう。

粘膜を強くするため、食事管理をしよう

見上げるカンナちゃん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
粘膜のトラブルを防ぐためにも、粘膜を強くする食事を与えるがおすすめです。
栄養素としては、亜鉛は猫の免疫力を高める働きがあり、そのほかにも粘膜や皮膚をつくるビタミンA、粘膜や皮膚の健康維持に役立つビタミンB2、たんぱく質の分解を促すビタミンB6、粘膜や皮膚の機能を整えるビタミンCなどがあげられます。
一方でこれらを過剰に与えすぎては、別のトラブルを起こす可能性も。
愛猫の健康管理のためには、栄養バランスのよい総合栄養食のフードが適しているでしょう。

環境を整えてあげよう

グレちゃんとバルちゃん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
ストレスを感じると猫の免疫力は低下してしまうため、ストレスの少ない環境づくりを心がけてあげましょう。
トイレを清潔に保ち、気温や湿度をできるだけ一定に保つことなどが重要です。空気清浄機や加湿器を併用していくのもいい方法。花粉の除去や粘膜の乾燥を防ぐのに役立ち、病気の予防にもつながります。
また、適度な運動は愛猫のストレス解消と免疫力アップに効果的。1日に数分でもいいので、愛猫と毎日遊んであげてください。
愛猫を花粉症から守るためには、こまめな掃除や健康管理が大切です。命に関わることは少なくても、辛い症状が出てしまう花粉症。愛猫が日々を快適にのんびりと過ごせるように、できる限りのことをしてあげたいですね。
参考/「ねこのきもち」2017年3月号『猫にも花粉症が!? 春はとくに気を付けたい 粘膜に症状が現れる病気』(監修:王子ペットクリニック院長 重本仁先生)
文/kagio
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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