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猫アレルギー対策にもなる! 猫飼い的「ねこ毛掃除術」

猫アレルギーを持っている人が猫と暮らすために最も大切なポイントは、「アレルゲンが多く付着している猫の毛を、室内からできるだけなくす」ことです。猫の毛は空気中にも浮遊するので、空気をキレイにすることも欠かせません。
白いかわいい猫は彼女がソファを掃除している間、彼女の所有者の掃除機の恐怖と驚きを感じています。
Kiwis/gettyimages
そこで今回は、特に猫の毛がたまりやすいカ所の上手な掃除術と、空気をクリーンに保つ方法をご紹介します。

【部屋の上部】エアコンやカーテンレールの上、電気のかさが毛溜まりポイント

まず掃除前の準備として、アレルゲンが付着した猫の毛を吸い込まないように、掃除をする際には必ずマスクをしましょう。できれば帽子も着用するとベスト。そのうえで換気扇を回し、窓も2カ所以上開けて行います。

掃除の前に

部屋の上部(人の目線より上)は猫の毛が舞って、たまりやすい部分です。とくにエアコンの上、カーテンレールの上、電気のかさなどは猫の毛が溜まりやすいポイント。ここを重点的に、吸着力の強いハンディモップなどでなでるようにして拭くのがおすすめです。
アレルゲンが付着した猫の毛は水に弱いと言われているので、ときどきは濡れタオルで拭き、乾いたのちにモップがけをするとベストです。

・マスクは必ず。できれば帽子の着用も。
・換気扇を回し、窓も2カ所以上開けて
上部の掃除ではとくに毛が舞い落ちるので、できれば猫アレルギーを持っていない人が行うと安心ですよ。

【空気の通り道】アレルゲンが付着した毛が浮遊しやすいゾーンをチェック

アレルゲンが付着した猫の毛は空気中を浮遊しているので、換気扇から窓のそばまでの空気が流れる道も優先度が高いお掃除ゾーンといえます。エアコンや換気扇のフィルター、カーテン、棚の上などは念入りな掃除を心がけましょう。

エアコン・換気扇のフィルター

掃除機の先端を、ブラシタイプのアタッチメントに付け替えます(市販のブラシで毛を掻き取りながら吸うのもOK)。エアコンや換気扇のフィルターをはずして付着した毛を端から吸い、しっかり取り除きます

カーテン

カーテンは空気の通り道にあるうえ、猫の体がとくに触れやすい下部にも毛が付着しがち。粘着式クリーナーを縦、横にかけ、その後、掃除機もかけるとベストです。レースのカーテンも猫が触れるなら念入りに掃除しましょう。

【部屋の下部】猫の居場所である猫タワーや猫べッドはとくにこまめに

部屋の下部(人の目線より下)でとくに猫の毛が付着しやすいのは、 やはり猫の居場所。猫タワーや猫べッド、高さのない家具はできるだけ念入りに毛を取り除きましょう。

猫タワー・猫ベッド

手のひらがゴム素材の軍手は、猫の毛がよく取れる便利グッズです。100円ショップでも販売していることがあります。
軍手をはめ、猫タワーや猫ベッド などの表面をなでるようにし、毛を取り除きます。布製猫ベッドの隙間も、軍手の指を入れて掻き出すだけで毛が取れるので便利ですよ。

高さのない家具

先述した通り、アレルゲンが付着した猫の毛は水に弱いと言われているので、吸着力が高いとされるマイクロファイバークロスを水で濡らし、しっかり絞ってから拭きます。乾いたら掃除機で仕上げて。テレビなどは裏側やコードにも毛がたまりやすいので念入りに行いましょう。

【床】フローリングか絨毯かで、掃除のポイントが異なります

フローリングは端や隅に猫の毛がたまりやすく、絨毯は絨毯の毛と猫の毛が絡まりやすいのが特徴。どちらも念入りに掃除機がけをすることがポイントです。ノズルが毛がたまりやすい隙間にも入りやすいものだと、より掃除しやすいでしょう。

フローリング

端から端まで床の全面に掃除機をかけます。フローリングに溝がある場合は、溝に沿うようにかけます。フローリングでは部屋の端や隅に毛がたまりやすいので、より丁寧に掃除機をかけ、吸い込むようにしましょう。

絨毯

掃除機を前に押しながら、絨毯の毛の手前側に付いた猫の毛を吸い取るのがコツです。奥までかけたら掃除機を自分側に引き、絨毯の毛を立たせながら吸い取ります。押して3秒、引いて3秒の1往復6秒を目安に。

【室内の空気】おすすめは空気清浄機。微細な粒子をキャッチできる機能を備えたものを

毎日こまめに換気することで、室内の空気をつねにクリーンに保つ工夫をしましょう。換気でもいいですが、時期や時間帯によっては難しいので、空気清浄機を活用するのがおすすめです。
猫のアレルゲンは極小で、花粉の10分の1ともいわれています。その微細な粒子をできるだけキャッチできる機能を備えているものがいいでしょう。

ちなみに筆者が調べたところ、HEPA(ヘパ)フィルターと呼ばれる高性能のフィルターを搭載している空気清浄機もあるので、そういうものを選んでみるのもおすすめです。また、加湿するとフケが蒸気に付着し、そのまま下に落ちやすくなるのだとか。加湿機能もついている空気清浄機だとベターだそうです。
かわいいオレンジと白の猫が手に触れる
taniche/gettyimages
私自身、猫アレルギーを持ちつつ猫2匹と暮らしているので、さっそくこの掃除法を実践してみました。と言っても、毎日掃除するのは大変だし、毎回すべての箇所を行うのもしんどいので、掃除は今まで通り4〜5日に1回。ねこ毛掃除は1回につき1カ所だけとしました。

それだけでも数回続けただけで、今までは掃除の翌日にはくしゃみ連発だったのが、次の掃除の時まであまりくしゃみが出なくなりました!
人によって症状の度合いや出方はさまざまなので、効果も個々で異なると思いますが、試す価値は大アリですよ!

次回は、猫アレルギーの症状を緩和するために普段からしたい3点の3つ目、「猫からアレルギーの原因物質を取り除く」ためにできる具体的な工夫をご紹介します。
猫アレルギーと上手に暮らすプロジェクト

専用ページはこちらから>

出典/「ねこのきもち」2018年4月号『予防法も対策もたくさんあります 猫アレルギーと付き合うには?』(監修/クリーンプロデューサー 植木照夫さん)


文/かきの木のりみ(ライター)
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