猫と暮らす
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引っ越しは猫にはストレスに…負担軽減のために飼い主さんが配慮したいことは?
この記事では、引っ越し準備・新居に移り住んでから愛猫のために気をつけたいポイントについて、ねこのきもち獣医師相談室の先生が解説します。
引っ越しは猫にとって大きなストレスに
キャリーバッグやケージを使おう
猫のストレスを軽減するためには、短時間ならキャリーバッグ、長時間なら少し広めのケージに入れておくといいでしょう。ケージは、引越し先でも使えるので用意しておくと便利です。
引っ越し作業の間は、動物病院やペットホテルへ預けてみるのも一案
新居に慣れるまでは行動範囲を制限しよう
最初は一部屋だけ閉め切って少し広めのケージ(中にトイレと食器、寝床を置けるくらい)を用意し、そこで過ごすとよいでしょう。ケージで過ごすことに慣れていない猫は、事前に慣らしておく必要があります。
次に、慣れてきたと思ったころにケージから出して、今度はその一部屋だけで生活するようにします。そうやって少しずつ行動範囲を広げていきながら、慣らしてあげるのがおすすめです。
新居にはニオイのついたトイレ砂や寝床を持っていこう
食べ慣れているフードを十分に用意しておこう
ストレスを感じた猫に見られる症状とは?
- いつもと比べて食欲がない
- 排泄を我慢している
- 嘔吐や下痢といった消化器症状などが表れる
また、持病が悪化してしまうこともあるので、注意が必要です。
体調以外の変化も
- 好きなおもちゃで遊ばなくなる
- 毛づくろいの回数が減る
- 家の隅に隠れるようになる
- 鳴き声を発さなくなる
引越しの前後は、猫の体調と行動が今までと違っていないか、よく注意して見てあげるようにしてくださいね。
取材・文/sorami
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