猫と暮らす
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イチゴを初収穫した看板猫 華麗なもぎ方で「さすが農家の息子!」などと反響
イチゴを見つめるコタローくん
ガシッと掴み…
えいっ♪
「初収穫ニャ♪」
この日の出来事まで、コタローくんはイチゴを見ても片足でつつくくらいで、イチゴには無関心だったよう。コタローくんがイチゴを初収穫する瞬間を目撃した飼い主さんは、「今まで興味を示さなかったのに、いきなり両足でイチゴを掴みもぎ取る様に大変驚き『農家猫ならでは』だと感心し、嬉しく思いました。同時に、まだ青い実だったので『もったいない!!』という生産者としての気持ちもありました」と、当時のことを振り返ります。
このコタローくんの姿を見たTwitterユーザーさんからは、「上手♡ めっちゃお利口さんですね!」「さすが農家の息子! 華麗にもぎましたね」「収穫のお手伝い、エラいぞ」「可愛すぎて撫でたくて撫でたくて手がムズムズします♡」「農園の猫らしくなってきましたね」「おおすごい! 次は赤いイチゴに挑戦!」などと反響のコメントが寄せられているようでした♪
農園の看板猫になる前は、捨て猫だった
コタローくんとの出会い
「Instagramのストーリーで『子猫5匹拾ったけど、数日のうちに保健所へ…誰かもらってください!!』という投稿を見たんです。タイミング的に農園での相棒がほしかったことなどもありましたし、なにより子猫たちの写真を見て惹きつけられました。
そして実際に会いに行ったとき、一目で『この子!!』と思ったのがコタローでした。コタローを抱き上げると、しっぽが曲がっており『隣のしっぽのまっすぐな子に…』と思ったりもしたのですが、不思議となぜかそのままコタローを引き取りました。
のちに『鍵しっぽ』で縁起のいい猫だということがわかり、これも一つの運命なのかなと思い、さらに愛着が増していきましたね」
現在は看板猫として大活躍♪
「イチゴ狩りに来られるお客様の中には、猫アレルギーをお持ちの方もいらっしゃるので、コタローは普段は別ハウスにいます。でも、Twitterやローカルテレビに出演(数秒ですが)したことなどにより知名度が上がって、イチゴ狩りのお客様から『コタローを抱っこしたい!!』というお申し出がかなり増えました」
「幸いなことに、コタローは抱っこしても嫌がらない猫なので、ご希望の方には別ハウスからコタローを連れてきて、抱っこしていただくようにしています。みなさん普通に抱っこできることに大変驚かれ、コタローの可愛いしぐさや表情がお客様から好評を博しています」
▼コタローくんの過去記事
「コタローは、小さいお子さんからの人気もかなり高く、イチゴ狩りそっちのけでコタローを撫でる場面も多々あります。現在『イチゴ狩り+抱っこできる猫がいる農園』として認知されつつあり、看板猫として十分な働きぶりを見せてくれていますね」
取材・文/雨宮カイ
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