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猫はかゆがっていないのに脱毛する? 原因を解説

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猫はとくにかゆい様子がないのに、脱毛しているケースもあります。
そんなときは、何らかの菌が毛根にダメージを与えていることが原因になっていると考えられるでしょう。
そんな猫の皮膚病を解説します。

春~初夏に増えやすい 真菌感染

カビなどの真菌が猫の皮膚に感染すると、猫はとくにかゆがる様子がないまま、顔周りなどに円形の脱毛ができます。人と猫の間で感染し合い、人の場合はかゆみを伴います。

写真提供/北川犬猫病院

湿度が高い春~初夏にできやすい「ニキビ」

皮脂腺から出た分泌物が酸化して、下あごに黒いゴマのようなブツブツができます。これが猫のニキビです。放置しているとニキビが膿んでしまい、皮膚に炎症が起きて脱毛につながります。

写真提供/北川犬猫病院

早期発見&適切な対処にはどうすればいい? 脱毛トラブル相談室

猫が脱毛しているときに間違った対処をすると悪化する危険も。飼い主さんの脱毛に関する疑問について、獣医さんに回答してもらいました。

皮膚病で脱毛と換毛期で脱毛の見分け方は?

「皮膚病の場合は毛が途中で切れています」
猫は春先に冬毛が抜け、換毛期を迎えます。春の換毛による脱毛は自然な生え変わりのため、毛の長さが一定です。しかし、皮膚病による脱毛の場合、なめたり噛んだりしたことが原因のため、毛が途中で切れています。脱毛している部分の毛の長さが異常に短く切れていたら病気を疑って。

脱毛対策にシャンプーは有効?

「シャンプーでは脱毛の原因であるアレルゲンや菌は除去できません」
アレルゲンや真菌は洗っても取れません。とくに真菌は、ドライヤーやタオルで拭く際に、ほかの場所にも広がってしまうなど、デメリットのほうが多いので、むしろ洗わないほうがいいです。

どんなときに脱毛は見つけやすい?

「ブラッシングやスキンシップのときに皮膚の状態を確認できます」
ブラッシングやスキンシップの際に、ふだんから皮膚チェックをする習慣をつけるといいでしょう。皮膚病が原因で脱毛しているときは、皮膚がグジュグジュとただれていることがあるので、見つけたらすぐに受診して。

脱毛で動物病院に行くときに気を付けることは?

「感染症の可能性もあるので、ほかの動物と接触させないようにして」
ノミや真菌などが原因の場合、ほかの動物に感染する恐れがあるので、動物病院では絶対、猫をキャリーケースから出さないようにしましょう。

いかがでしたか?
猫の真菌は人に感染することがあり、人の場合は激しいかゆみが生じます。猫に症状が見られたら、脱毛部分に直接触れないようにして、速やかに動物病院へ行きましょう。

参考/「ねこのきもち」2019年4月号『春こそ注意 ねこの脱毛』(監修:北川犬猫病院院長 三枝早苗先生)
文/SAY
※この記事で使用している画像は2019年4月号「春こそ注意 ねこの脱毛」に掲載されているものです。

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