猫と暮らす
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猫はかゆがっていないのに脱毛する? 原因を解説
そんなときは、何らかの菌が毛根にダメージを与えていることが原因になっていると考えられるでしょう。
そんな猫の皮膚病を解説します。
春~初夏に増えやすい 真菌感染
湿度が高い春~初夏にできやすい「ニキビ」
早期発見&適切な対処にはどうすればいい? 脱毛トラブル相談室
皮膚病で脱毛と換毛期で脱毛の見分け方は?
猫は春先に冬毛が抜け、換毛期を迎えます。春の換毛による脱毛は自然な生え変わりのため、毛の長さが一定です。しかし、皮膚病による脱毛の場合、なめたり噛んだりしたことが原因のため、毛が途中で切れています。脱毛している部分の毛の長さが異常に短く切れていたら病気を疑って。
脱毛対策にシャンプーは有効?
アレルゲンや真菌は洗っても取れません。とくに真菌は、ドライヤーやタオルで拭く際に、ほかの場所にも広がってしまうなど、デメリットのほうが多いので、むしろ洗わないほうがいいです。
どんなときに脱毛は見つけやすい?
ブラッシングやスキンシップの際に、ふだんから皮膚チェックをする習慣をつけるといいでしょう。皮膚病が原因で脱毛しているときは、皮膚がグジュグジュとただれていることがあるので、見つけたらすぐに受診して。
脱毛で動物病院に行くときに気を付けることは?
ノミや真菌などが原因の場合、ほかの動物に感染する恐れがあるので、動物病院では絶対、猫をキャリーケースから出さないようにしましょう。
猫の真菌は人に感染することがあり、人の場合は激しいかゆみが生じます。猫に症状が見られたら、脱毛部分に直接触れないようにして、速やかに動物病院へ行きましょう。
参考/「ねこのきもち」2019年4月号『春こそ注意 ねこの脱毛』(監修:北川犬猫病院院長 三枝早苗先生)
文/SAY
※この記事で使用している画像は2019年4月号「春こそ注意 ねこの脱毛」に掲載されているものです。
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