猫と暮らす
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逆効果な対応をしがちかも…イライラしている猫への「NG行為」
この記事では、怒っている猫が見せるサインや飼い主さんのNG対応などについて、ねこのきもち獣医師相談室の先生が解説します!
怒った猫が見せるサインとは?
「スキンシップをしているときなどに、怒る猫の姿を見ることが多いでしょう。たとえば、下記のようなことをされると、猫はイライラする傾向にあります。
- 触られたくないときに執拗に触られる
- 無理やりor急になにかをされる
- 強く乱暴に撫でられたり、引っ張られたりする
「猫がイライラして怒っているようなときには、下記のような反応を見せますね。
- しっぽをパタつかせる
- ムッとした顔をする
- シャーっと言う
- パンチをする
- 耳を横に寝かせたような状態の「イカ耳」になる
- 瞳孔が開く
怒っている猫にしてはいけないNG行為は?
「当たり前のことではありますが、怒っている猫を叱ろうとして、叩いたり蹴ったりするなどの行為は、絶対にしてはいけません。
なかには、怒りの感情を表に出さない猫もいますが、そういうコに対しても引っ張ったりするなどの行為はやめてあげてください」
なだめようとするのも危険!
「あと、怒っている猫をなだめようとして、撫でたり遊んであげたりする飼い主さんもいるかもしれませんが、これは逆効果です。怒っている猫に対しては、落ち着くまでそっとしておいてあげるのが一番です」
「そうですね。無理に触ると、爪や牙で攻撃されてしまう恐れもあります。とくに威嚇するしぐさをしていたら、猫の警戒心が高まっているサインです。
飼い主さんがよかれと思って触ったり声をかけたりするのは、猫にとっては不快な刺激になってしまうので、少し時間を置いて様子を見るのがいいでしょう」
※写真はアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」にご投稿いただいたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
取材・文/柴田おまめ
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