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ちょっとやり過ぎかも? 猫のためにならないNGな接し方3つ

猫のためにしているお世話も、やり過ぎてしまうと猫の健康を損なったり、飼い主さんとの関係を悪化させたりする場合があります。こちらでは、飼い主さんがしてしまいがちな「やり過ぎなお世話」をご紹介します。ケース別の対処法もみていきましょう。

怖がっている猫にかまう

ソファの上の猫
ねこのきもち投稿写真ギャラリー

怖がっている猫はひとりでジッとしていたい

来客や雷などで怖がっている猫は、自分が一番安心できる行動をとります。大抵は、囲われた場所などに隠れて出てきません。そんな猫の姿を見て、声をかけたり、抱っこしようとしたりする飼い主さんもいるのではないでしょうか?しかし、怖がっている猫にかまうのはちょっとやり過ぎな行動です。怖くてジッとしている猫は、かまわれるとより強い恐怖を感じてしまいます。

怖がっているときはそっと見守ってあげよう

猫が怖がっていると気になってしまうかもしれません。しかし、ここは猫の気持ちを尊重して、そっとしておくことが大切。猫の様子を見に行ったりせず、離れた場所で見守ってあげてくださいね。気持ちが落ち着いたら、猫が自分から出てくるはずです。

トイレの失敗を叱る

カーペットの上の猫
ねこのきもち投稿写真ギャラリー

粗相は叱って直るものではない

猫が粗相をするのは、病気、スプレー行動、トイレが気に入らないなど、必ず何か原因があります。それなのに粗相を叱ってしまうと、飼い主さんがいるときに排泄できなくなることも。イタズラや当てつけで粗相をしているわけではないので、叱らないであげてくださいね。

粗相を防ぐ対策をしよう

猫が粗相をしてしまったら、叱るのではなく対策を立てることが大切。猫が粗相をする場所に、ビニールシートなどを被せてみましょう。また、トイレ環境を見直したり、トイレの数を増やしたりするのも◎ それでも粗相が続くようなら、獣医師に相談してみてください。

目が合ったときにジッと見つめ返す

キャットタワーと猫
ねこのきもち投稿写真ギャラリー

視線を敵意と感じてしまう

猫と目が合ったとき、嬉しくてジッと見つめ返してしまう飼い主さんもいるかもしれません。しかし、猫同士では、相手の目をジッと見る行動は「敵意」を表します。そのため、気性の荒い猫は攻撃的に、臆病な猫は恐怖を感じる原因になることも。どんな性格の猫であっても、見つめ返すことで、飼い主さんとの関係を悪化させてしまう可能性があります。

瞬きをしてから目をそらすようにしよう

猫と目が合ったら、一度ゆっくり瞬きをして目をそらすといいでしょう。猫同士では、目をつむって見せることは「敵意はないよ」「仲良しだよ」という気持ちを表します。猫と目が合ったときは、やってみてくださいね。
飼い主さんがよかれと思ってしている行動も、猫にとっては「やり過ぎなお世話」になってしまうことがあります。解説を参考に、お世話の方法を見直してみてくださいね。
参考/「ねこのきもち」2017年2月号『よかれと思ってやっていることが、健康や関係性に影響することも やり過ぎると危険なお世話』(監修:聖母坂どうぶつ病院獣医師 鵜飼佳実先生)
文/pinoco
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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